「一人暮らしが決まったし、友達を呼んだときにおしゃれだねっていわれる部屋にしたい!」
「せっかくの一人暮らしだから、好きなものに囲まれたい! おしゃれに飾るにはどうしたらいい?」
一人暮らしを始めるときは自分の居心地の良さはもちろん、
誰かが訪ねてきたときに褒められるような、おしゃれな部屋にしたいですよね。
実は、下記の手順を踏むだけで一人暮らしの部屋は簡単に、
とってもおしゃれに仕上がります!
一人暮らしをするときは、
部屋のテイストやレイアウト・カラーなど、
多くの決めなければならないことがあります。
家具を購入するときは、
ある程度予算を考えておかなければ、
予想外に出費がかさんでしまうこともあるでしょう。
1~4のSTEPに取り組むと、
必要な手順を踏みながら部屋づくりを進められるので、
最後には理想の部屋に仕上がります。
また、以下7つのコツも知っておくと、
より魅力的な部屋に近づくので、ぜひ押さえてください。
・小物をポイントで飾る・差し色にグレーや黒を使う ・カーテンを淡色で小さい柄にする ・ローインテリアを取り入れて開放感を出す ・収納用品の形を揃える ・「収納つきベッド」で効率的に収納する ・見せる収納と見せない収納を使い分ける |
とはいえ、手順どおりに進めているつもりでも、
家具の選び方やコーディネート方法で失敗してしまう可能性も否定できません。
「1~4のSTEPをしっかり踏んだのに、なんだかコーディネートがちぐはぐ」
「部屋に搬入しようとしたのに入らない!」
このような失敗をしてしまえば、家具を買い直したり、
おしゃれではない部屋で妥協して過ごしたりしなければならなくなります。
そこでこの記事では、
一人暮らしの部屋をおしゃれにするとき、
失敗しないためのポイントも合わせてお伝えします。
・おしゃれな一人暮らしの部屋にする方法がわかる! ・自分好みのインテリアのテイストを実例を見ながら見つけられる ・間取りに合わせたレイアウト方法がわかる ・テーマカラーの考え方を理解できる ・家具の予算相場がわかる ・一人暮らしの部屋づくりで失敗しない! |
この記事を読めば、
あなたのこれから住む部屋をおしゃれにできるはずです。
ぜひ最後までご覧になって、
あなたの理想のおしゃれな部屋をつくってくださいね。
1.STEP1|自分好みのテイストを決める
まず、おしゃれな部屋にするためには、
自分好みのテイストを決める必要があります。
統一感ある部屋にすると雑然とした印象にならないため、
おしゃれな部屋にするにはテイストを決めることが重要です。
テイストは、実例を見ると決めやすいでしょう。
ここでは、おしゃれな一人暮らしの部屋の、
コーディネート実例を、7つ厳選して紹介していきます。
・シンプル ・ナチュラル ・ホテルライク ・西海岸スタイル ・北欧・韓国風 ・モダン |
多くのインテリアデザインを見ながら、
自分好みのテイストを定めましょう。
1-1 .シンプル
シンプルはおしゃれな部屋を目指すときに難易度が低く、
失敗が少ないテイストです。
清潔感が出るので、
シンプルは男女問わず幅広い方から人気があります。
部屋の広さや内装にかかわらず挑戦しやすく、
飽きがこないところも魅力のひとつでしょう。
シンプルなインテリアにするには、
以下のポイントを押さえてください。
・シャープなデザインの家具を選ぶ ・配色はモノトーン調を中心に選ぶ ・多くの家具を置かず大きさにも配慮する ・物は収納して生活感をなくす ・木の素材を積極的に取り入れて温かみをプラスする |
シンプルなインテリアにするには空間の余白が大切です。
家具はできるだけ最小限に抑えるよう心がけ、
部屋に見合わない大きなサイズは控えてください。
このように多くのものが散らばっていたり、
大きい家具があったりすると、
いくらシンプルな部屋に見合うインテリアをそろえても、
部屋に圧迫感が出てしまいます。
厳選した家具を、
部屋の広さを考えて窮屈にならないよう配置しましょう。
またシンプルなインテリアの魅力である生活感を抑えるためにも、
カラフルなパッケージの日用品が目に入らないよう、
収納家具も充実させるとよりいいですね。
1-2. ナチュラル
温もりや優しさを感じられるような雰囲気が、
ナチュラルなインテリアの特徴です。
シンプルなインテリアと同様に、
年代や性別を問わず人気のインテリアといえるでしょう。
ナチュラルなインテリアにするポイントは、
以下3つのポイントを押さえてください。
・配色は白を基調にアースカラーをプラスする ・木の素材を多く取り入れる ・植物を取り入れる |
ナチュラルはシンプルなインテリアと
似たような印象がありますが、
より温かみをプラスします。
配色は白を基調にしながら、
地球の自然物をイメージする「アースカラー」を使いましょう。
アースカラーには大地を連想させるブラウンやベージュ、
海のブルーや植物のグリーンなどのカラーが挙げられます。
ただし何色も部屋に使用すると雑然としてしまうので
「STEP3|カラーを決める」を参考に配色を考えましょう。
家具の素材は、木を中心にしていきます。
ウッド調やラタン調など、
材料によってまったく雰囲気が異なるので、
好みに合わせて考えてるといいでしょう。
また選ぶ木の種類によっても色合いが変わります。
もし明るめのトーンにしたい場合には、
ブナ、パイン、オークなどの淡いカラーに。
シックな印象にしたい場合には、ケヤキやウォールナットなどの
ダークな色合いの素材を取り入れていくと、
よりイメージに合ったデザインにできます。
ナチュラルインテリアでは、グリーンの存在も非常に大切です。
観葉植物やドライフラワーなどさまざまなグリーンを吊したり、
棚に置いたりするとみずみずしい印象になります。
大きな観葉植物を部屋に置いても素敵ですね。
自然の雰囲気をたっぷり感じられる部屋に仕上げて下さい。
\ナチュラルインテリアに合う家具をお探しの方はこちらをクリック/
1-3. ホテルライク
スタイリッシュで優雅な空間が特徴的なホテルライクなインテリアは、
誰でも憧れてしまいますよね。
ホテルライクなインテリアにするには、
以下のポイントを押さえましょう。
・配色は白を基調に深みのある落ち着いたカラーをプラスする ・照明を複数取り入れる ・収納はクローズタイプを選ぶ ・寝具の質を高める |
ホテルライクなインテリアの部屋にするには、
生活感を与えない高級感ある雰囲気が大切です。
配色はスタイリッシュに感じさせるよう白をベースに、
ダークグレーやダークブラウン・ダークグリーンなどの、
深みを感じられるカラーをプラスします。
明るいカラーを選んでしまうと、
落ち着いた雰囲気にならないので注意しましょう。
シーリングライトのようなメインとなる照明のほかに、
テーブルやベッドの枕元などに間接照明を置きます。
調光機能がついている照明を選ぶと、
立体感を表現できるのでおすすめです。
収納は中が見えないクローズタイプを選び、
生活感を感じさせないよう配慮しましょう。
ゴミ箱まで徹底して隠せると、
よりホテルのように感じられていいですね。
またホテルといえば、家具の素材が上質です。
しかし「一人暮らしするにあたって予算が厳しい」
という方も多いかもしれません。
すべてを高級なインテリアでそろえることは難しい場合は、
寝具だけに絞って質を高めてみましょう。
大きめのサイズやさわり心地を重視して、
枕やシーツなどのリネンを選んでみると、
ゆったりと過ごせますよ。
1-4. 西海岸スタイル
「カリフォルニアスタイル」や「ビーチスタイル」とも呼ばれる
西海岸スタイルは、海や空を感じられるリゾートテイストが人気のインテリアです。
西海岸スタイルにするには、以下のポイントを押さえましょう。
・配色はブルーやホワイトを基調にする ・開放感のある広い空間にする ・木材を使用してヴィンテージ感を出す |
西海岸スタイルは、海や空を連想させるような配色の、
ブルーやホワイトをベースにします。
部屋の広さに対して大きい、
もしくは多くの家具を置いて窮屈にしてしまうと、
広い海岸のような雰囲気は出ません。
開放感を出すためには、
ローインテリアのチョイスや家具を厳選して、
部屋のスペースの確保が重要です。
目に見える位置に雑然と多くの物を置かずに、
扉のある家具で上手に目隠ししながら、
広々とした部屋に仕上げましょう。
家具の素材は主に濃い色合いの木材を使うと、
使い込まれたようなヴィンテージ感を出せます。
木材のほかにアイアンやレザーなど、
インダストリアルな素材もヴィンテージ感を出しやすく、
西海岸スタイルと相性が抜群です。
配色や素材・部屋のスペースを意識しながら、
家具や小物を選びましょう。
1-5. 北欧
フィンランドやノルウェーなど、
ヨーロッパ北部のインテリアスタイルが北欧です。
北欧のインテリアに仕上げるには、
以下のポイントを押さえましょう。
・テーマカラーを絞る ・天然木を使用する ・実用的かつシンプルにまとめる |
北欧の場合、グレーやグリーン・ブルーなど、
さまざまなカラーがインテリアに使用されます。
しかし多くの色合いを取り入れてしまうと、
雑然とした印象になってしまうため、
テーマカラーを絞ることが、
すっきりとした部屋に仕上げるためには大切です。
北欧インテリアでは加工品よりも天然木を家具の素材に選びます。
加工品では感じにくい、北欧の自然の中にいるかのような、
木の温もりが感じられる雰囲気に仕上がります。
「ナチュラル」でもお伝えしたように、
天然木の色合いは使用される木の種類によってかなり異なります。
淡い色や濃い色など、
同じような色味でまとめると部屋の統一感が増します。
また北欧のインテリアは、
実用性を兼ね備えているシンプルな家具選びが大切です。
いくら座り心地がよくても派手な柄のイスでは、
北欧インテリアの雰囲気は出せません。
見た目のデザインだけでなく、
飽きにくく長く使える家具を選びましょう。
私たちエアリゾームは、北欧家具・インテリアの専門店です。
機能的で長く使える北欧インテリアをお求めの方は、
下記をクリックしてご覧くださいね。
1-6. 韓国風
SNSで大人気の韓国風はナチュラルな部屋でありながら、
ラウンド型の小物でアクセントを利かせた韓国のカフェのようなインテリアです。
韓国風にするには、以下のポイントを押さえましょう。
・淡くやさしいナチュラルな色合い ・雰囲気を基調にする ・ラタン調や花瓶などトレンドアイテムを取り入れる ・丸みのあるアイテムを取り入れる ・ロータイプの家具を選ぶ |
配色は主にホワイトやベージュなど、
ナチュラルカラーを使用して、
温かみのある柔らかな雰囲気を出します。
ベッドやソファなどの家具は、
木製やファブリックアイテムを選びましょう。
木の温かみや布のさわり心地は、
柔らかな雰囲気の韓国風インテリアにぴったりの素材です。
インテリアを選ぶときは、丸みを帯びている
ロータイプにすると、いっそう韓国風に近づきます。
トレンドアイテムには、
編み込み柄のラタン調ミラーや花瓶、
キャンドルなどがおすすめです。
小物もラウンドシルエットを中心にそろえるといいでしょう。
造花やドライフラワーを梁の下やテーブルの上などに飾ると、
ナチュラルな部屋の中にぱっと映えて、アクセントとなります。
ナチュラルな空間に程よくマッチするので、
積極的に取り入れてみましょう。
1-7. モダン
モダンは「おしゃれ」「クール」といった、
都会的なイメージのあるインテリアで、
以下のような特徴があります。
・配色はモノトーンにする ・ガラスや金属素材のアイテムを選ぶ ・直線をベースに家具を選ぶ |
モダンにするには、白や黒・グレーなどの、
モノトーンを中心に配色していきます。
ただしモノトーンだけでは冷たい印象を感じやすくなるため、
赤やブルー・イエローなどの原色を差し色として、
少し取り入れることがおすすめです。
アイテムは基本的にガラスや金属素材を使用すると、
モダン特有のクールで無機質な印象になります。
余計な装飾がないアイテムを選ぶことで、
都会的な印象になるでしょう。
柔らかく仕上がらないよう、
曲線上の家具を控えて直線をベースに選んでいきます。
シャープなインテリアのなかに、
丸みのあるアイテムを部分的に取り入れても、
遊び心が生まれて魅力を感じられますよ。
2.STEP2|部屋の間取りに合わせレイアウトを考える
部屋のテイストにはさまざまな特徴があり、
ポイントを押さえることで、まとまりのある空間になることを
おわかりいただけたかと思います。
ここからは間取りに合わせたレイアウトを、
以下3パターン考えていきましょう。
平行・左右置き | 長方形(縦長)の部屋の人正方形の部屋の人 |
コの字 | 正方形の部屋の人大型家具を置きたい人 |
分割・仕切り | ワンルーム→1Kなどメリハリをつけたい人 |
順番に解説していきます。
2-1. 平行・左右置き
【縦長の長方形・正方形の部屋におすすめのレイアウト】
平行・左右置きは、インテリアを壁に沿うように
レイアウトする方法で、奥行きを出せます。
部屋の中央は空間ができるため開放感を得られやすく、
奥にベランダがある場合の動線も確保できるので、
生活しやすいでしょう。
6畳ほどの部屋でもレイアウトしやすく、
ソファを置けなくてもベッドを背もたれにできます。
限られた空間を効率的に使えるレイアウトといえるでしょう。
2-2. コの字
【正方形の部屋・大型家具を置きたいときにおすすめのレイアウト】
大型の家具を配置しやすいレイアウトが「コの字型」です。
ベッドのような大きな家具を部屋の角に置き、
ソファやチェストを横に並べてレイアウトすると、
中央に空間が生まれてすっきりした印象になります。
中央のフリースペースでは食事をしたり、
テレワークをしたり広々と使える点も魅力でしょう。
2-3. 分割・仕切り
【ワンルーム→1K・生活にメリハリをつけたいときのレイアウト】
ワンルームの場合キッチンとの間に仕切りがないため、
生活にメリハリがなくなってしまいがちです。
そのため「ゾーニング」という部屋に、
仕切りを作るレイアウトにすると、1Kのようにできます。
ゾーニングには、以下のようなインテリアを使う方法があります。
・布やカーテン ・背の高い家具 ・ソファ |
布やカーテンを使う場合は、きっちりと空間を分けられます。
「つっぱり式アコーディオンドアJOY FIT(ジョイフィット)」
背の高い家具をつかうゾーニングの方法は、
ラックや棚を使うと収納スペースまで確保できるのでおすすめです。
部屋のテイストに調和する家具を選ぶと、
部屋の一部に溶け込み違和感がありません。
キャスター付きの家具を選ぶと掃除もしやすいでしょう。
またソファの背を利用してゾーニング場合は、
背が低いので布やカーテンほどきっちりとは部屋を仕切れませんが、
圧迫感を減らせるでしょう。
3.STEP3|カラーを決める
部屋の配色は、おしゃれを左右する重要なポイントです。
以下のベースカラー・メインカラー・アクセントカラーからなる
「配色黄金比」をもとに、インテリアの配色を考えましょう。
ベースカラーは基調色ともいわれる、
主に面積の広い、床や天井・壁の色です。
部屋の大半を占めるカラーなので、
ビビットな色合いよりも無彩色を選ぶと、
メインカラーやアクセントカラーの妨げになりにくいでしょう。
次にメインカラーとして、
家具やカーペットなどの配色を考えます。
色の濃さによって部屋の印象が大きく変わるので、
テイストにも配慮しながら決めましょう。
アクセントカラーは部屋を引き締める役割をもっており、
複数ではなく少数に絞ることがおすすめです。
ベースカラーやメインカラーと比較して、
アクセントカラーは目立つ色合いでもかまいません。
雑貨や小物など使用するインテリアが限られているため、
部屋の調和がとれておしゃれに感じさせてくれます。
「STEP1|自分の好みのテイストを決める」の「シンプル」と「韓国風」、
2つのテイストを見てみましょう。
【シンプル】
ベースカラーはグレーを使い、
主張しすぎないようメインカラーに
濃いブルーを使用しています。
そしてぱっと目を引くアクセントカラーに、
濃いめのピンクと黄色が映えています。
【韓国風】
韓国風インテリアでは、
ベースカラーにホワイトを使い、
同じような色合いの薄いグレーを使用しています。
アクセントカラーは茶色を使用して、
柔らかい韓国風インテリアのテイストを表現しています。
4.STEP4|予算を考え優先して買うものを決める
ここまで、部屋の配色の決め方についてお伝えしました。
自分の部屋のテーマカラーを決められたら、
どのようなインテリアを購入するか、
予算を踏まえながら検討していきましょう。
一人暮らしの部屋に置くことの多い、
代表的なインテリアには、以下が挙げられます。
家具 | 予算相場 |
ベッド | 20,000円~ |
ソファ | 10,000円~ |
ラグ・カーペット | 5,000円~ |
チェスト | 10,000円~ |
テレビ台 | 5,000円~ |
カーテン | 5,000円~ |
照明 | 5,000円~ |
予算相場はあくまでも最低金額なので、幅があります。
必ずしもインテリアひとつひとつの予算を守らなくても問題ありません。
全体を合わせて「だいたいこのぐらいで押さえたい」
と定めたうえで考えていきましょう。
また家具は一度買うと買い替えるときに、捨てる作業が大変です。
ベッドのように長く使用するものや大きな家具は妥協せず、
質のよいものを選んだり、気長にそろえたりしましょう。
5. 一人暮らしの部屋をおしゃれに見せる7つのコツ
一人暮らしの部屋をおしゃれにする4つのSTEPを、
おわかりいただけたかと思います。
続いて、部屋のインテリアをよりおしゃれに見せるために、
以下7つのコツを知っておきましょう。
1. 小物をポイントで飾る 2. 差し色にグレーや黒を使う 3. カーテンを淡色で小さい柄にする 4. ローインテリアを取り入れて開放感を出す 5. 収納用品の質感を揃える 6. 「収納つきベッド」で効率的に収納する 7. 見せる収納と見せない収納を使い分ける |
順番に解説します。
5-1. 小物をポイントで飾る
好きな雑貨や写真を飾るときに、
つい棚いっぱいに飾ってしまう方もいるでしょう。
小物は量が多いと乱雑な印象になってしまうので、
魅力を引き立てるためにポイントで飾ることがおすすめです。
絵やアートであれば額縁に入れ、
ワンポイントとして部屋に置くと、
部屋に入ったときにぱっと目を引くでしょう。
また三角形で置いたり、
規則性をもたせて配置したりすると、
まとまりが出ておしゃれに見せられますよ。
5-2. 差し色にグレーや黒を使う
大人の雰囲気を出したいときは、
差し色にグレーや黒を使うと引き締まります。
さまざまな色合いと相性がいいため、
グレーや黒は性別を問わず使用しやすい色合いです。
たとえば「ピンクが好きだけれど、フェミニンになりすぎないようにしたい!」というときに、
グレーを一緒に取り入れるとぐんと大人っぽく仕上がります。
グレーや黒をうまく使うことで上品に仕上がるため、
積極的に取り入れましょう。
5-3. カーテンを淡色で小さい柄にする
カーテンを淡い色にしたり、小さな柄にすると、部屋を広く見せられます。
濃い色合いや大きな柄は圧迫感を与えやすいため、注意しましょう。
たとえば、以下2つの柄どちらかをカーテンにする場合、
左を選ぶと部屋は広く感じられます。
またカーテンの色を壁に近づけると、
より開放感ある空間にしやすくなりますよ。
5-4. ローインテリアを取り入れて開放感を出す
家具による圧迫感が少なくなるため、
ローインテリアはワンルームや1Kの
一人暮らしの部屋を広く見せるにはぴったりの家具です。
ローインテリアが中心の部屋であれば、
「分割・仕切り」でお伝えしたような、
ソファや家具の高低差を使って、
部屋を仕切ることも簡単にできます。
寝食を分けたりデスクワークの空間をつくったり、
メリハリのある部屋にもしやすくなります。
部屋の奥まで見渡せるので視界が広くなり、
リラックス感も得られるでしょう。
5-5. 収納用品の質感を揃える
雑貨の色や形・材質などをそろえると、
部屋にまとまりが出るのでおすすめです。
たとえば目の前のテーブルに、
次のようなファイルボックスとティッシュケースがあれば、
なんとなくごちゃごちゃした違和感がありますよね。
しかし同系色や同じような形の収納でまとめれば、
以下のようにおしゃれに感じさせられます。
収納用品の質感をそろえるだけで、
簡単におしゃれな印象の部屋になります。
5-6. 「収納つきベッド」で効率的に収納する
収納つきベッドとは、以下のようなベッドのことです。
【跳ね上げベッド】
【引き出し収納つきベッド】
マットレスの下や引き出しに洋服や雑貨をしまっておけるので、
一人暮らしの部屋を有効活用できます。
ベッド自体に収納がついているため、
多くの家具をそろえる必要ない点も魅力でしょう。
5-7. 見せる収納と見せない収納を使い分ける
収納そのものをインテリアとする「見せる収納」と、
乱雑になりがちなアイテムを隠す「見せない収納」をうまく使い分けましょう。
たとえばオープンラックに、本や香水・靴などを
収納兼インテリアとして片付ければ、
おしゃれに見せられます。
一方スマートフォンの充電器や医薬品、
日持ちのするインスタント食品など細かなものは引き出しや、
扉の棚のあるキャビネットにしまうよう心がけると、
ごちゃごちゃとした印象になりにくいでしょう。
BED FORD cabinet 〔ベッドフォードキャビネット〕
このように「見せる収納」と「見せない収納」をうまく使い分けられると、
おしゃれな部屋にしやすくなります。
6. 一人暮らしの部屋をおしゃれにするとき失敗しないためのポイント
一人暮らしの部屋をおしゃれに見せるためのコツについて、
ご理解いただけたかと思います。
最後は一人暮らしの部屋をおしゃれにするうえで、
どのようにしたら失敗しないか、5つのポイントをお伝えします。
1. 同じ店で家具をそろえてテイストを統一する 2. 家具のサイズをきちんと把握する 3. 家具の価格だけを重視して購入しない 4. デザインだけでなく実用性も考える 5. 部屋に余力を残してコーディネートする |
順番に見ていきましょう。
6-1. 同じ店で家具をそろえてテイストを統一する
家具を購入する店をそろえることでテイストを統一しやすくなるので、
インテリアを考え始めたばかりの初心者の方におすすめの方法です。
同じインテリアを扱う業種の店であっても、
以下のようにテイストはまったく異なります。
複数の店で購入すると、
取り扱う家具のテイストや素材がそれぞれ異なるので、
選び方を間違えればちぐはぐな部屋になる可能性が高まります。
また同じ店で家具をそろえる場合は実物を見ながら相談できるので、
従業員にもコーディネートの相談がしやすく、失敗しにくいでしょう。
6-2. 家具のサイズをきちんと把握する
家具の大きさをきちんと把握せず、
「このくらいの大きさならあそこに置けそう」
と考えて安易に購入してしまうと、失敗につながります。
家具が部屋に対して大きく生活スペースが少なくなったり、
ドアを通れず配置できなかったりするので注意が必要です。
とくにカーテンのサイズを間違えると、
おしゃれな部屋と遠ざかってしまうだけでなく、
防犯性や断熱性など重要なところが機能しません。
家具のサイズ選びは、慎重におこないましょう。
6-3. 家具の価格だけを重視して購入しない
一人暮らしは多くの費用がかかるので、
できるだけ節約しようと安い家具を選んでしまう方もいるでしょう。
価格だけを重視して家具を購入すると、壊れやすかったり、
なんとなく好みと違ったりして結局買い替えることになるケースがよくあります。
消耗品であれば価格をある程度重視することも必要ですが、
ベッドや机にように長く使用するものや、
使用頻度の高いものは品質も考慮しましょう。
6-4. デザインだけでなく実用性も考える
おしゃれな部屋にしたいときは、
デザインにこだわりたくなりますが、
実用性を兼ねているアイテムを選んでください。
たとえばデザインが素敵なテーブルがあったとしても、
一人暮らしの部屋なのに4人掛けのため大きすぎたり、
高さが自分と合わなければ使いにくいでしょう。
いくらおしゃれでも収納力のない棚であれば、
購入しても結局は買い替えることになります。
おしゃれな家具を見つけてもすぐに購入せず、
実用性を考えて決めましょう。
6-5. 部屋に余力を残してコーディネートする
一人暮らしをすると、
さまざまなインテリアをそろえたくなりますが、
おしゃれな部屋には空間の余白が必要です。
家具がびっしり詰め込まれた部屋よりも、
生活に必要なものだけですっきり整えられた部屋のほうが、
おしゃれに見えるだけでなく生活もしやすくなります。
必要最低限の家具をそろえたうえで、
時間をかけながら足りないインテリアをその都度そろえていきましょう。
7. まとめ
おしゃれな一人暮らしの部屋づくりの参考になりましたでしょうか?
最後に、この記事のポイントをおさらいしていきましょう。
一人暮らしのおしゃれな部屋づくりをするときは、以下4STEPで進めていきます。
一人暮らしの部屋をおしゃれに見せるコツは、以下7つです。
1. 小物をポイントで飾る 2. 差し色にグレーや黒を使う 3. カーテンを淡色で小さい柄にする 4. ローインテリアを取り入れて開放感を出す 5. 収納用品の質感を揃える 6. 「収納つきベッド」で効率的に収納する 7. 見せる収納と見せない収納を使い分ける |
一人暮らしの部屋をおしゃれにするときに
失敗しないためのポイントは、以下の5つです。
1. 同じ店で家具をそろえてテイストを統一する 2. 家具のサイズをきちんと把握する 3. 家具の価格だけを重視して購入しない 4. デザインだけでなく実用性も考える 5. 部屋に余力を残してコーディネートする |
家具の選び方を間違えてしまうと、
おしゃれな部屋から遠ざかってしいます。
ポイントを事前に把握してから家具を購入すると、
失敗しにくいでしょう。
この記事がおしゃれな一人暮らしの部屋づくりの参考になりましたら、幸いです。
記事で使用している家具・インテリアは、こちらのサイトからご購入できます。