ソファの張地は大きく分けて布・本革・合成皮革の3種類あり、素材によって見た目の雰囲気や機能性が異なります。
特に布張りソファはやわらかい印象があって手触りがよく、人気のある素材。
デザインのバリエーションが多いので、さまざまなインテリアテイストにあわせやすいのも魅力です。
しかし布は汚れやすいのが気がかりな人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、布張りソファのメリットとデメリットについて紹介します。
「好きなデザインやカラーの布張りソファを見つけたい」
「小さい子どもやペットがいても布張りソファで大丈夫かな?」
そんな人のために、布張りソファの特徴や長持ちさせる使い方のコツを紹介します。
また、エア・リゾームおすすめの布張りソファも紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 1. 【布張りソファの特徴】メリットを紹介
- 2. 【布張りソファの特徴】デメリットを紹介
- 3. 布張りソファの座り心地は?革張りソファとの違い
- 4. 布張りソファがおすすめなのはどんな部屋?
- 5. 布張りソファを長持ちさせる方法
- 6. エア・リゾームおすすめの布張りソファ10選
- 6.1. 【1】ぎゅっと目が詰まった手織り生地を使った2.5Pデザインソファ LAURU
- 6.2. 【2】座面下にかさばるアイテムをしまっておける収納付きソファ brook
- 6.3. 【3】取り替え用カバーやクッションがあって長く使えるコーナー・カウチソファ rond
- 6.4. 【4】明るい色も選べてカジュアルな部屋と好相性なコーナー・カウチソファ adel
- 6.5. 【5】コーデュロイの生地が陰影を生み出すアームレスカウチソファ THEO
- 6.6. 【6】ぎゅっと目の詰まった平織り生地の肌触りがいいオットマン付きカウチソファ mark
- 6.7. 【7】レイアウトを変えて多様なくつろぎ方ができるオットマン付きカウチソファ FREDY
- 6.8. 【8】ロータイプで小さい子どもやペットがいても安心な2Pフロアソファ LORY
- 6.9. 【9】ハリのある布地でサラサラとした触り心地が特徴のファブリックソファ Clair
- 6.10. 【10】アクセントになるポップな色も選べるファブリック2Pソファ aic
- 7. オールシーズン使いやすい布張りソファを選んでみよう
【布張りソファの特徴】メリットを紹介
まずは布張りソファのメリットを紹介していきます。本革や合成皮革にはない、布ならではの良さがたくさんあります。
【1】オールシーズン使いやすい肌触り
本革や合成皮革の張地は、夏は汗でべたつきやすく、冬は触れた瞬間にひんやりと冷たくて硬い感触がします。布の張地なら通気性がいいためべたつかず、気温が低くてもひんやりしません。
一年を通して手触りが変わらず、温度も一定になっています。そのため、夏でも冬でも使いやすく、オールシーズン快適です。また、手触りがいいためリラックスしたい時にもぴったりです。
【2】カラーやデザインが豊富
布製の張地は、繊維の素材・織り方などによって質感やデザインが異なるのが特徴。布張りソファとひとことでいっても、生地の種類にはツイード調のものやベロア調、デニムやコーデュロイなどさまざまな種類があります。
ポリエステルやアクリルなどの化学繊維、コットン、リネン、ウールなどの天然繊維のどれを使うかによっても風合いが変わりますね。また、カラーバリエーションも合成皮革や本革に比べて豊富です。そのため、イメージ通りの色やデザインのソファを見つけやすいのも布張りソファの利点といえるでしょう。
【3】カバーが外せて洗えるタイプがある
布張りソファにはカバーを取り外して丸ごと洗えるタイプもあります。洗えるカバーは、自宅で水洗いできるタイプと、クリーニング店でドライクリーニングが必要なタイプに分かれます。小さい子どもやペットがいて、頻繁に汚れる心配があるなら、自宅で手軽に洗えるタイプを選んでおくといいでしょう。
また、付け替え用のカバーを単体で取り扱っている場合もあります。汚れが酷くなったり、傷んだりした時にカバーだけを新調できるので、ソファを買い替えずに済みますね。ソファ購入時には、付け替え用のカバーがあるかどうかもチェックしておくと安心です。
【4】やわらかい雰囲気になる
本革や合成皮革のソファはかっちりとした印象があり、クールな雰囲気を持ちます。一方の布張りソファはカジュアルな印象で、やわらかい雰囲気なのが特徴。
くつろぎのスペースであるリビングにもぴったりで、家族みんながリラックスできる空間作りに役立ちます。ナチュラルテイストや北欧テイストなどのインテリアにも好相性です。
【5】適度な摩擦で体がずれにくい
本革や合成皮革の張地は滑りやすく、長時間座っていると体がずれてしまいがちです。布の張地は適度な摩擦が起こって滑りにくいのが特徴。体がずれないと姿勢が崩れにくくなって、長時間座っていても疲れにくくなる効果も期待できます。
【布張りソファの特徴】デメリットを紹介
次に、布張りソファのデメリットについて紹介します。ライフスタイルにあっているか判断するためにも、いいところも悪いところもしっかりチェックしておきましょう。
【1】汚れやシミがつきやすい
繊維製品は水分を吸収しやすいので、布張りソファに食べ物や飲み物をこぼしてしまうと、汚れたりシミになったりしやすいです。また、皮脂や汗などが付着すると、時間が経って黄ばみや黒ずみ汚れになることがあります。特にホワイト系のような明るい色の張地だと、汚れも目立ちやすくなります。
【2】ホコリなど小さなゴミが入り込む
布張りソファは繊維を織り上げて張地にしているので、その繊維の隙間にホコリやダニ、花粉などの小さい汚れが入り込みやすいです。また、ポリエステルなどの化学繊維は天然繊維に比べて水分をほとんど含まないため、摩擦によって静電気が発生しやすくなります。
静電気が繊維の中に留まると布の周囲にあるホコリを吸着してしまい、汚れがつきやすくなる特性もあります。特にハウスダストや花粉などのアレルギーがある人は、こまめなお手入れが欠かせません。
【3】ほつれや毛玉が気になることも
布張りソファはほつれが気になることもあります。特にペットがいると、爪による引っかき傷やほつれができることも少なくありません。猫が爪とぎしたり、犬が穴を掘る仕草をしたりして布張りソファが傷んでしまう可能性が考えられます。
また、生地の織り方や繊維の種類にもよりますが、布張りソファを長期間使用していると摩擦によって毛玉ができる場合があります。毛玉ができると一気にくたびれた印象になってしまい、毛玉とりの手間も増えてしまいます。
布張りソファの座り心地は?革張りソファとの違い
ソファの張地の種類によって座り心地にも違いがあります。ソファの座り心地はどんなクッション材を使っているかによって異なりますが、張地の素材はクッション材の感触の伝え方に影響します。
布は本革や合成皮革よりも生地に厚みがないので、座面内部にあるクッション材の感触が伝わりやすいです。フェザーやシリコンフィルなどのクッション材は、弾力がありながらもふんわりしており、布の張地とあわせることで座り心地がやわらかくなります。
また、布は通気性が高いため、フェザーやシリコンフィルなどのような空気を多く含むクッション材だと、座った時に空気が抜けて包み込まれるような座り心地に近づきます。そのため、フェザーなどを使ったやわらかい座り心地のソファが好みなら、布の張地は特に相性がいいといえるでしょう。
一方で、本革や合成皮革の張地は空気が抜けないためしっかりした座り心地になるのが特徴です。硬めのソファが好みの人は、本革や合皮の張地が使いやすいかもしれませんね。
布張りソファがおすすめなのはどんな部屋?
布張りソファの見た目の雰囲気や素材の特徴から、どんな部屋に向いているのか紹介します。インテリアテイストはもちろん、ライフスタイルにあっているかどうかもソファの張地選びで大切なポイントです。
北欧風などのナチュラルなインテリアの部屋
布張りのソファは本革や合成皮革よりもカジュアルな印象になります。そのため、ナチュラルテイストや北欧風、カフェ風などのインテリアテイストにおすすめです。また、布張りソファはカラーバリエーションが豊富なので、部屋のカラーコーディネートにも役立ちます。
水色やグレーなどの色を選んで北欧風にしたり、グリーンやブラウンなどのアースカラーを選んでナチュラルにしたりと、テイストにあったソファの色が選びやすく、おしゃれにコーディネートできるでしょう。
カバーが洗えるタイプなら子どもやペットのいる部屋に
布張りソファにはカバーが取り外せて洗えるタイプもあります。小さい子どもがいると食べ物や手の汚れが付いたり、飲み物をこぼしたりとソファが汚れることも少なくありませんよね。また、ペットがいる場合は、吐き戻しや粗相をすることもあるでしょう。
そんな時、カバーが洗えるものだと手入れしやすいので、いつも清潔なソファにしておくことができます。小さい子どもやペットがいて汚れる心配がある時こそ、洗えるタイプの布カバーのソファが役立つでしょう。
布張りソファを長持ちさせる方法
せっかく購入したソファは長く使い続けたいですよね。そのためには日ごろからの使い方に気を付けましょう。布張りソファの場合は、どんなポイントに気を付ければいいのか紹介していきます。
【1】日ごろからこまめにお手入れする
布はどうしてもホコリが繊維の中に入り込みやすいため、こまめに掃除しておくことが大切です。日々の簡単な掃除は、粘着クリーナーで大丈夫。サッとコロコロすれば、表面に付いたホコリや髪の毛などを取り除けます。特にペットのいるお家は、こまめに粘着クリーナーを使うのがおすすめです。
また、定期的にブラシでホコリをかき出し、掃除機で吸い取れば繊維に入り込んだゴミもきれいにできます。食べ物や飲み物をこぼした時はシミになる前に濡らした雑巾で手早く拭き取りましょう。
汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を使った落とし方を試してみてください。中性洗剤をお湯で薄めたものに雑巾を浸し、硬く絞ってから拭き取っていきます。汚れが取れたら水拭き、乾拭きして仕上げましょう。
【2】座る位置やクッションの向きを定期的に変える
ソファの座る位置がいつも一緒だと、その部分だけへたりやすくなります。座面内部のクッション材がへたったり、布の張地に毛玉ができたり汚れが目立ったりする可能性があります。
そのため、ソファの座る位置は定期的に変えるようにするのがおすすめです。また、クッションを動かせるものなら、定期的に裏表や前後左右に入れ替えておきましょう。一か所にばかり負荷がかかってしまうのを防げます。
【3】直射日光が当たる場所・暖房器具の近くに置かない
窓際など直射日光が当たる場所に布張りソファを置くと、日焼けによって色褪せたり、生地が劣化したりする恐れがあります。また、ストーブなどの暖房器具の近くも、熱によって生地の劣化を早めることにつながります。
そのため、布張りソファの設置場所は、直射日光が当たるところや暖房器具の近くを避けるようにしましょう。
エア・リゾームおすすめの布張りソファ10選
それではここで、エア・リゾームがおすすめする布張りソファを紹介していきます。カラーバリエーションが豊富なタイプも多く、コンパクトなものからカウチ付きでゆったりくつろげるものまで、バリエーション豊かに集めました。
【1】ぎゅっと目が詰まった手織り生地を使った2.5Pデザインソファ LAURU
シンプルデザインでさまざまなインテリアテイストにあわせやすい2.5人掛けソファのLAURU(ラウル)です。布の張地は全部で6色あり、部屋の雰囲気にあわせて選べます。
また、手織りで作られた生地はぎゅっと目が詰まっていてきめ細かいので、さらりとした肌触りで夏でもべたつきません。ポケットコイルを使用しているため、へたりにくくて長時間座っていても疲れにくい座り心地なのも特徴です。
【2】座面下にかさばるアイテムをしまっておける収納付きソファ brook
座面幅150cmで、3人で腰掛けることもできる布張りソファのbrook(ブルック)です。張地は平織りで作られたポリエステル生地を採用しており、肌触りがよくてオールシーズン快適に使えます。
また、こちらのソファは座面下に収納スペースを設けているのが特徴。座面は力をかけずに開閉できるので女性でも扱いやすく、シーズンオフのこたつ布団やラグなど、かさばるアイテムをしまっておくのにぴったりです。
【3】取り替え用カバーやクッションがあって長く使えるコーナー・カウチソファ rond
こちらはシェーズロング付きのカウチソファrond(ロンド)。シェーズロングを左右・真ん中のどの位置にも設置できるので、間取りや使い方にあわせたレイアウトができます。そしてrondは専用の替えカバーやクッションを単品で取り扱っているのが特徴。
カバーが汚れたり傷んだりしても取り替えることができます。また、長年使ってクッション材がへたってきても交換すれば座り心地も復活。同じソファを長く使い続けたい人におすすめです。
【4】明るい色も選べてカジュアルな部屋と好相性なコーナー・カウチソファ adel
adel(アデル)はカウチを好きな位置に設定したり、切り離してスツールにしたりとレイアウトが自在なソファ。座面のクッション材にはもっちりとしたウレタンフォームを使い、背もたれにはやわらかい感触のシリコンフィルを使用しているので、長時間座っていても快適です。
張地の色は全部で4色あり、明るいブルーやグリーンなどもラインナップしているのでカジュアルな雰囲気のお部屋にぴったりです。
【5】コーデュロイの生地が陰影を生み出すアームレスカウチソファ THEO
THEO(テオ)は太畝のコーデュロイを張地にしたカウチソファ。コーデュロイの溝によって生地に陰影ができ、張地に表情が生まれます。また、コーデュロイならではのあたたかみのある素材感も魅力ですね。
1人掛け・2人掛け・オットマンを自由に組み替えて、レイアウト変更できるのもポイント。座面クッションや背もたれも簡単に付け替えできるので、定期的に位置を変えてへたりにくく使うことも可能です。
【6】ぎゅっと目の詰まった平織り生地の肌触りがいいオットマン付きカウチソファ mark
mark(マルク)は、2人掛けソファ2台とオットマンを組み合わせて多様なレイアウトにできるのが魅力のソファ。来客時やくつろぎタイムなど、シーンにあわせて手軽にアレンジできます。
張地にはギュッと目の詰まった平織り生地を使っており、さらりとした肌触りです。座面クッションはポケットコイルを使用しているので、程よい弾力があって耐久性も高めています。
【7】レイアウトを変えて多様なくつろぎ方ができるオットマン付きカウチソファ FREDY
FREDY(フレディ)は片肘タイプのソファで、いろいろなくつろぎ方ができるのが特徴。カウチに足を伸ばして座ったり、横になってベッド代わりにしたりすることもできます。背もたれクッションを取り外せるので、ベッドにする時もゆったり使えますよ。
また、スツールを切り離せば来客時にテーブルを囲むように配置することも可能です。背もたれのくるみボタンがさりげないアクセントになっていて、デザイン性が高いのもおすすめポイント。
【8】ロータイプで小さい子どもやペットがいても安心な2Pフロアソファ LORY
LORY(ロリー)は脚のないロータイプのソファです。座面が低いのでこたつやローテーブルとセットで使いやすいのが魅力。全体的な高さが抑えられるため、圧迫感が軽減されて狭い部屋でも使いやすいです。
また、ペットや小さい子どもがいても上り下りしやすくて、ケガの心配が少なくなるメリットもありますね。6色のカラーバリエーションから選べるので、部屋の雰囲気にあったものが見つけられます。
【9】ハリのある布地でサラサラとした触り心地が特徴のファブリックソファ Clair
Clair(クレア)はコンパクトサイズですっきりした見た目が特徴のソファ。肘掛け部分をスリムにしているので、全体の横幅を抑えながらも2.5人掛けでゆったり座ることができます。
張地は高密度で織り込んだ目が細かくてハリのある布地を採用しており、隙間が少なくてサラサラの触り心地です。また、細かい織り目はカジュアルすぎず、さまざまなインテリアテイストに取り入れやすいでしょう。
【10】アクセントになるポップな色も選べるファブリック2Pソファ aic
コンパクトサイズでワンルームにも置きやすい2人掛けソファのaic(エイク)。肘掛けはアールを描いたデザインで、腕に馴染んでリラックスしやすくなるとともに、見た目のアクセントにもなっています。
張地はポリエステル素材を使用していて濡れても乾きやすく、ふわっとした肌触りです。カラーは4色展開で、インテリアのアクセントになるポップな色も選べますよ。
オールシーズン使いやすい布張りソファを選んでみよう
今回は布張りソファの特徴や長持ちさせる使い方、エア・リゾームおすすめアイテムについて紹介しました。手触りがよくてオールシーズン使いやすい布張りソファは、ナチュラルなインテリアにもぴったり。カラーやデザインも豊富で選べる楽しさもあります。
汚れやホコリがつきやすいので、こまめに手入れすることも大切です。そんな布張りソファが気になった人は、ぜひエア・リゾームのソファをチェックしてみてください。豊富なバリエーションで、好みのものがきっと見つかるはずです。