本棚やラックなどにお気に入りのアイテムを飾りながら収納する「見せる収納」は、インテリアをおしゃれに見せてくれます。
また、どこに何があるか一目でわかるので、家族みんながスムーズに物を出し入れできるのもメリットです。
しかし、見せる収納を上手にするにはちょっとしたコツが必要。
生活感が出てしまうことのないように、収納方法に気を付ける必要があります。
そこで今回は、見せる収納にする時のテクニックやおすすめ家具を紹介します。
「デザイン性の高いアイテムを見せながら収納したい」
「おしゃれな部屋に見える収納にしたい」
これから見せる収納にチャレンジしたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また、見せる収納にぴったりなエア・リゾームおすすめの家具も紹介していますので、あわせてチェックしてくださいね。
- 1. 【見せる収納と隠す収納】それぞれの特徴は?
- 2. 見せる収納にする時の注意点
- 3. 見せる収納をする時のテクニック
- 4. 見せる収納にぴったりなエア・リゾームおすすめ収納家具10選
- 4.1. 【1】シンプルでさまざまな使い方ができる連結オープンラック NECT
- 4.2. 【2】見せる収納と隠す収納を自由に組み合わせられる収納ボックス CUBEBOX
- 4.3. 【3】お気に入りを飾りながら省スペースに収納できるウォールシェルフ Ruth
- 4.4. 【4】余白のある収納で黒い背景がおしゃれに見せるヘリンボーンストッカー ARROW
- 4.5. 【5】衣類やファッション雑貨の収納に便利なラック付きデザインチェスト ARMELLE
- 4.6. 【6】アクセサリーを見せる収納にできるディスプレイ付きデザインチェスト ARMELLE
- 4.7. 【7】ホコリを避けながらおしゃれに見せる収納ができるリビングキャビネット Cielo
- 4.8. 【8】見せる収納と隠す収納を組み合わせたキッチンボード Elena オープンラックタイプ
- 4.9. 【9】洋服や小物を飾るように収納できる北欧風コートハンガーラック Lamar
- 4.10. 【10】ショップのような見せる収納が叶うマルチハンガーラック FAVORI
- 5. 見せる収納のコツをつかんでお気に入りを飾りながら収納しよう
【見せる収納と隠す収納】それぞれの特徴は?
収納方法は大きく分けて「見せる収納」と「隠す収納」にわかれます。まずはそれぞれの特徴をしっかり理解して、自分にあった収納方法はどちらなのかを考えましょう。
見せる収納とは?
そもそも見せる収納とは、扉や引き出しなどのない収納家具に物をしまう方法のこと。オープンタイプの棚やラック、カラーボックスなどを使うため、収納している物が一目でわかる状態が特徴です。どこに何があるかわかりやすいため、家族みんなで使う物の収納にもおすすめ。
物を出し入れする際に扉や引き出しを開ける必要がないので、スムーズに使えて片付けも楽になります。そのため、散らかりやすい部屋では片付けのハードルを下げるために、見せる収納にするのも有効です。収納するアイテムの見た目に気を付け、デザイン性の高い雑貨などを飾ると、おしゃれなインテリアにできます。
ただし、見せる収納は収納している物1つ1つにホコリや汚れがつきやすいデメリットがあります。また、収納している物の見た目に統一感がないと、雑然とした印象になってインテリア性が損なわれてしまう場合もあります。そのため、見せる収納でおしゃれな部屋を目指すなら少しテクニックが必要です。
隠す収納とは?
隠す収納とは、キャビネットやチェストなど扉や引き出しがついている家具に物をしまって見えなくする方法です。扉や引き出しを閉めるだけで物を隠すことができるので、簡単にすっきりした部屋になります。生活感あふれるパッケージの日用品や、溜まりがちな郵便物、サイズの異なる雑誌などはきれいに並べていても雑然とした印象になってしまいます。
隠す収納にすれば、テクニック不要で生活感を抑えた部屋に見せられます。見せる収納をうまく取り入れる自信がない人は、隠す収納の方が安心かもしれません。また、隠す収納はホコリや汚れがつきにくくなるメリットもあります。特に衛生的に管理したいアイテムは、隠す収納が向いているでしょう。
隠す収納のデメリットとしては、物を出し入れする時に扉や引き出しを開閉するアクションが増えることがあげられます。また、どこに何を収納しているかわかりにくくなるので、ほかの家族が使いたい時に見つけられない可能性もあります。そして、大きなキャビネットやチェストを使うと圧迫感が出やすくなるのも難点です。
見せる収納にする時の注意点
見せる収納はインテリアをセンスアップしてくれますが、取り入れる際には注意しておきたいポイントがあります。物が見えることによって散らかった印象になることのないように気を付けることが大切です。
生活感が出ないようにしよう
見せる収納にする場合、何でもかんでも見せる状態にすると生活感が出てしまいます。例えば日用品のパッケージは色やデザインの統一感がなく、ごちゃごちゃした印象になりがちです。ティッシュや掃除用洗剤などの派手なパッケージがそのまま見えてしまうと、一気に生活感があふれておしゃれな部屋ではなくなってしまいます。
漫画や文庫本などもたくさん並んでいると背表紙のデザインが異なってごちゃごちゃした印象に。子どものおもちゃもカラフルで形がバラバラなので、全部が視界の中に入るとにぎやかな見た目になってしまいますよね。そのため、見せるものはその見た目を統一することが大切です。
最近では、ティッシュや洗剤のボトル、掃除道具などもシンプルな見た目でデザイン性が高い商品が増えてきました。見せる収納にするなら、そのようなアイテムを意識して選ぶのもいいでしょう。また、どうしても生活感の出やすいものはカゴやファイルボックスなどを使ってうまく隠すのもおすすめです。
ホコリや汚れの対策も考えよう
見せる収納にすると、物が棚などの上に置かれているだけなのでどうしてもホコリがつきやすいです。また、キッチンに近い場所では、調理時の油が空気中に広がって物に付着するため、ホコリと相まってべたつき汚れになります。
そのため見せる収納にする場合は、掃除頻度を増やしたりホコリがつかないようにしたりといった対策が必要がです。ホコリ取りモップでこまめに掃除したいなら、おしゃれなデザインのモップを近くに吊るしておいて、いつでもサッと掃除できるようにするのがおすすめ。
また、掃除の手間を減らしたいなら、布をかぶせたりフタ付きボックスを使ったりしてホコリや汚れがつかないようにするといいでしょう。ガラス扉のキャビネットなどを使って、物を見せながらホコリが入らないようにする方法もあります。
見せる収納をする時のテクニック
見せる収納は、飾りながらおしゃれに見えるように片付けることが大切です。どんなポイントに気を付ければ、生活感を抑えて上手な見せる収納にできるのか紹介していきましょう。
【1】物の住所を決めておく
見せる収納はきれいに片付いた状態をキープすることが大切。そのためには、使ったものを元の場所へきちんと片付けられるように物の住所(定位置)を決めておきましょう。この時、アイテムごとの使用頻度にあわせて定位置を決めるのがポイントです。
目線の高さで手の届きやすい位置は収納のゴールデンゾーン。毎日使う物はゴールデンゾーンに収納して、さっと出し入れできるようにしておくと、片付けも楽になって散らかりを防止できます。反対に、足元や手の届きにくい高い位置には、たまにしか使わない物を収納するようにしておくのがおすすめです。
また、背の低い子どもが使う物の場合は、子どもの目線にあわせて低い位置を収納場所にしておきましょう。誰が使う物なのか、どれくらいの使用頻度なのかを考えて出し入れしやすい位置を物の住所に選ぶことが大切です。
【2】収納スペースに余白を持たせる
おしゃれな見せる収納にするためには、収納スペースに余白を残すことも大切です。収納棚のスペースいっぱいに物をしまうと、ごちゃごちゃした印象になりがち。また、物の出し入れもしにくくなって、使ったアイテムの片付けが億劫になり、部屋が散らかる原因になる場合もあります。
そのため、収納スペースに対して7~8割程度の物の量に抑えるのがおすすめです。収納スペースにある程度余白があることで、抜け感が生まれておしゃれな印象にすることができるでしょう。
この7~8割程度の収納量に抑える方法は見せる収納に限らず、クローゼットやキッチンのシンク下などいろいろな場所で役立ちます。スペースがあることで購入した物もスムーズにしまえるようになり、部屋が散らかるのを防げますよ。
【3】収納する物に統一感を出す
部屋をおしゃれに見せるためには、北欧風やカフェ風などインテリアのテーマを決めてそのテイストに沿った家具や雑貨を取り入れることが基本ですね。見せる収納も同様で、洗練されたインテリアにしたい場合は、収納する物の見た目がインテリアテイストに馴染むかどうかを考えましょう。
色や素材、形に統一感を持たせることでインテリアに溶け込み、すっきりした見た目になります。収納物に統一感があると、多少物が多くなってもごちゃごちゃしにくくなるメリットもありますよ。天然素材や金属など素材を統一し、色も2~3色に絞って揃えるといいでしょう。収納棚のデザインとあわせることもおしゃれに見せるポイントです。
【4】おしゃれなカゴやバスケットを活用する
見せる収納にする場合はカゴやバスケット、ファイルボックスなどを活用しましょう。生活感のあるものを上手に隠して、インテリアに馴染ませることができます。統一感を持たせるために、カゴやファイルボックスなどはインテリアテイストにマッチするおしゃれなデザインを選ぶことが大切。
北欧風のナチュラルインテリアなら天然素材のバスケットを、ヴィンテージインテリアなら無骨なブリキ素材のケースなどを取り入れると馴染みやすいです。雑誌がたくさんある場合は、ファイルボックスにまとめるとすっきり見せられますよ。複数のカゴやボックスを使用する場合、どこに何が入っているかラベル付けしておくと中身が見えなくてもわかりやすくなります。
【5】隠す収納もうまく組み合わせて
物が多いリビングやキッチンなどは、見せる収納だけだとどうしてもたくさんの物が視界に入ってしまい、雑然とした印象になりがちです。カゴやボックスを使ってもごちゃごちゃしてしまうようであれば、隠す収納も併用するのがおすすめです。
例えば収納棚で、扉付きスペースとオープンスペースの両方があるタイプなら、日用品など生活感のあるアイテムは隠す収納に、おしゃれな表紙の雑誌やお気に入りのオブジェなどは見せる収納にすることができます。また、衛生的に管理したいものだけ隠す収納にすることも可能です。そのため、物が多い部屋の収納家具を選ぶ時には、見せる収納と隠す収納のどちらもできるタイプにすると便利でしょう。
【6】高い位置に小さい物、低い位置に大きい物を収納する
高さのある収納棚やラックなどを使って見せる収納にする場合は、収納物の大きさや重さにあった収納位置にすることも意識しておきましょう。高い位置に小さくて軽い物を、低い位置に大きくて重たい物を収納するようにすると、安定感があって見た目のバランスがよくなります。
また、重たいものを低い位置にしておくことで、出し入れがしやすくなるメリットもあります。収納棚の重心が下になるため、防災としての転倒防止対策にも役立ちますよ。そして小さくて軽いものなら、手を伸ばす高さだとしても片手で取りやすく、万が一地震が起こって落下してもケガの心配が少ないです。
見せる収納にぴったりなエア・リゾームおすすめ収納家具10選
それではここで、エア・リゾームおすすめの見せる収納にぴったりな家具を紹介します。収納したい物の量や、どんな物を収納したいかにあわせて選べるように、さまざまなタイプをピックアップしました。
【1】シンプルでさまざまな使い方ができる連結オープンラック NECT
NECT(ネクト)はシンプルなオープンタイプの収納ラックです。棚板の高さを変えられるので収納したい物にあわせやすく、ラック同士を連結できて用途にあわせた使い方ができます。
アレンジ次第でデスクやテレビ台、キッチンラックなどにもできて便利ですよ。シンプルデザインなので、カゴやボックスなどを組み合わせて収納するのがおすすめです。
【2】見せる収納と隠す収納を自由に組み合わせられる収納ボックス CUBEBOX
CUBEBOX(キューブボックス)は、設置スペースや物の量にあわせて自由に組み合わせできる収納ボックスです。オープンタイプ・棚付きタイプ・扉付きタイプがあり、お気に入りの物はオープンタイプで見せる収納に、生活感の出やすい日用品などは扉付きタイプで隠す収納にすることができます。
ダボを差し込むだけで簡単に連結できるので女性でも楽に扱え、収納が足りなくなった時に気軽に追加できるのも魅力です。
【3】お気に入りを飾りながら省スペースに収納できるウォールシェルフ Ruth
Ruth (ルース)はつっぱりタイプのウォールシェルフ。壁際に設置すれば省スペースに収納場所を作ることができるため、ワンルームなどの狭い部屋にもおすすめです。付属の棚板とフックで、飾りながら収納できるのが特徴。
棚板には小物を置いて収納でき、フックを使えば洋服やバッグなどを掛けて収納できます。お気に入りのアイテムばかりを集めた収納コーナーを作ることができますよ。
【4】余白のある収納で黒い背景がおしゃれに見せるヘリンボーンストッカー ARROW
ヘリンボーン調の模様が特徴的な収納棚のARROW(アロー)です。北欧モダンなインテリアにも好相性なデザイン性の高さがポイント。
オープン収納の部分は背板が黒色になっているので、余白を持たせて収納することで黒い背景が全体を引き締めておしゃれな印象にしてくれます。また、扉付き収納も備わっているので、ごちゃごちゃしやすい物をすっきり片付けられます。
【5】衣類やファッション雑貨の収納に便利なラック付きデザインチェスト ARMELLE
見せる収納のオープンラックと隠す収納のチェストが一体となったデザインチェストARMELLE(アルメル)。チェストの容量もたっぷりなので、隠す収納にしたいものが多い時にも便利です。
クローゼット代わりにも向いていて、チェストには衣類を、ラックには帽子やバッグ、アクセサリーなどを収納すると身支度もスムーズになるでしょう。また、リビングやワークスペースの収納としてもおすすめです。
【6】アクセサリーを見せる収納にできるディスプレイ付きデザインチェスト ARMELLE
こちらのARMELLE(アルメル)は、アクセサリーや腕時計などをたくさん持っている人におすすめのチェスト。1番上はガラス天板のスライドトレーになっていて、アクセサリーなどの小物をショップのようにディスプレイすることができます。
ホコリが入らないので、きれいに保管できるのもポイントです。チェストには衣類を収納すれば、アクセサリーとのコーディネートもしやすくなるでしょう。
【7】ホコリを避けながらおしゃれに見せる収納ができるリビングキャビネット Cielo
こちらはガラス扉でおしゃれに見せる収納ができるキャビネットのCielo(シエロ)です。扉のオーク材風の木目模様がフレームのような役割になり、収納しているものを引き立ててくれます。
お気に入りのオブジェなどをおしゃれに飾りたい時におすすめです。また、どこに何があるかわかりやすい見せる収納でありながら、ホコリや汚れがつきにくいのもメリットです。
【8】見せる収納と隠す収納を組み合わせたキッチンボード Elena オープンラックタイプ
ごちゃごちゃしがちなキッチンをおしゃれに見せられるキッチンボードのElena (エレナ)です。ホコリが気になる食器や生活感が出やすい食品ストックは扉付きスペースに収納すればすっきり。
デザイン家電やお気に入りのコーヒーグッズなどはオープンラックで見せる収納にすることができます。棚の高さを調節できるので、電子レンジなども置けますよ。
【9】洋服や小物を飾るように収納できる北欧風コートハンガーラック Lamar
洋服や帽子、バッグなどを飾るように収納できるハンガーラックのLamar(ラマー)。天然木のブナ材を使用し、丸みのある形に仕上げているので北欧風インテリアと好相性のデザインです。
コンパクトな見た目ながら、ポールやバーハンガー、フックにスチール棚と収納スペースが豊富で、いろいろなアイテムをまとめて収納できるメリットがあります。普段よく使うアイテムの収納におすすめですよ。
【10】ショップのような見せる収納が叶うマルチハンガーラック FAVORI
収納棚とハンガーが1つになったハンガーラックのFAVORI(ファボリ)です。ショップのようにディスプレイしながら洋服や小物を収納することができます。2本の伸縮バーと可動棚で収納したい物にあわせてアレンジできるのがメリット。
洋服の丈の長さにあわせてバーの高さも変更できます。棚板も多いので洋服以外に雑貨や本などを収納してもいいでしょう。
見せる収納のコツをつかんでお気に入りを飾りながら収納しよう
今回は、見せる収納のコツやエア・リゾームおすすめアイテムを紹介しました。インテリアをセンスアップできる見せる収納ですが、隠す収納に比べると少しテクニックが必要です。生活感を感じさせないように工夫しながら、上手に収納できるようにしましょう。
隠す収納もできる家具を選ぶなど、便利なアイテムを取り入れることで難易度も下がるのではないでしょうか。そんな見せる収納にしたい時は、ぜひエア・リゾームの収納家具もチェックしてみてくださいね。