テレビ台は、リビングでは比較的目につきやすく、
存在感の高いインテリアになりますので、気合を入れて選ぶ人も多いかと思います。
一言でテレビ台と言っても、サイズの他にも機能面でも種類が豊富にあり、
注目したいポイントもたくさんあります。
多様化するライフスタイルに合わせた、自分に最適なテレビ台の選択が必要になってきます。
そこで、テレビ台を選ぶ時、どこを気を付けて選んでいけばいいのか、
テレビ台を選ぶ際に押さえたいポイントと、
おすすめのテレビ台商品をご紹介しますので、テレビ台選びのご参考にしてください。
テレビ台には2つのタイプがある
テレビ台には大きく分けて2つのタイプがあるのをご存じでしょうか?
スタンダードに床に置く「テレビボード」タイプと、
壁に寄せて設置する「テレビスタンド」タイプがあります。
①「テレビボード」タイプ
一般的にテレビ台と言うと、「床置き」の、
こちらの「テレビボードタイプ」をイメージするのではないでしょうか。
最もオーソドックスで、種類やサイズ・バリエーションも豊富にあるのが特徴。
お部屋の間取りに合わせて、
壁の四隅を利用したコーナーテレビ台や、設置幅・サイズを調整できる伸縮テレビ台など、
用途によって機能性を高めたテレビ台を選ぶことができます。
また、収納スペースが多いテレビ台は、リモコンや小物類をたっぷり収納できるので、
生活感を抑えテレビ周りをすっきりと見せることが出来るメリットがあります。
- コーナーテレビ台
- 伸縮テレビ台
②「テレビスタンド」タイプ
そして、もう一つが「壁寄せ」で設置する「テレビスタンド」タイプ。
壁に寄せてテレビを設置できるので、テレビボードより設置に必要なスペースが少なくなり、
見た目の圧迫感も軽減されるので、部屋を広く見せることができます。
また、床からテレビの距離を離すことで、
テレビの故障の原因にもなる床の埃などの侵入を防ぎ、
空いたスペースは収納棚として有効活用できるメリットがあります。
ほか、テレビスタンドタイプは、高さ調節可能なタイプも多く、
目線の高さを調整しやすい点も特徴です。
天井と床で支える「つっぱり式」テレビスタンドなら、
デッドスペースになりがちなテレビの上のスペースも収納棚などに有効活用でき、
見た目もおしゃれな壁面ディスプレイに近づけることができるので、おすすめです。
- ロータイプ
- ハイタイプ
【「テレビボード」タイプ 】
- 長所…サイズや形の種類・バリエーションが豊富。収納力が豊富。
- 短所…テレビ台が大きくなり、圧迫感が出てくる。
【「テレビスタンド」タイプ 】
- 長所…テレビ上下のスペースを有効活用できる。お部屋を広く見せることが出来る。
- 短所…収納がテレビボードタイプより少ないことが多い。
【ポイント1】横幅は「テレビ幅を基準」に選ぶ
テレビ台の「横幅」は、テレビのサイズに合わせて決めましょう。
テレビに対して約1.6倍程度の横幅のテレビ台を選ぶのがおすすめです。
テレビとテレビ台の横幅をピッタリにすると、
不安定になり移動や掃除の際にテレビが転倒する危険性もあり、見栄えもよくありません。
テレビ台の方が横幅が大きくなるようなテレビ台を選びましょう。
また、見た目に関しても、横幅のあるテレビ台の方が、
テレビとのバランスが取れてきれいなシルエットになります。
ピラミッド型になるように三角形を意識すると、見た目のバランスが取れます。
【テレビ台のおすすめ横幅】
- 24V型(画面幅:約53cm)…テレビ台の横幅:80cm~120cm
- 32V型(画面幅:約70cm)…テレビ台の横幅:100cm~150cm
- 37V型(画面幅:約81cm)…テレビ台の横幅:110cm~160cm
- 40V型(画面幅:約88cm)…テレビ台の横幅:120cm~170cm
- 50V型(画面幅:約110cm)…テレビ台の横幅:150cm~200cm
- 60V型(画面幅:約132cm)…テレビ台の横幅:180cm~230cm
【ポイント2】高さは「目線の高さ」で選ぶ
テレビ台の「高さ」ですが、高さの決め方に関しては意外と知られておらず、
どれも同じ高さじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、テレビ台の高さは、40cm~60cmを超えるものまで様々な種類があり、
横幅と同じく最適な高さの選び方が存在します。
テレビ台の高さを選ぶ際は、テレビを見る時の目線の高さが大事になってきます。
人間の目線というものは、
正面を見た時に目の高さから10~15度ほど下を見ている状態が、
自然体で物を見やすい角度であり、疲れにくい角度と言われています。
つまり、正面に座り少しテレビ画面を見下ろす姿勢になるのが正しい姿勢です。
適正な目の高さでテレビを見ないと、
姿勢が悪くなり、肩痛や腰痛を引き起こす原因になりますので、
目線の高さに合わせたテレビ台を選ぶことが大切です。
床に座ることが多い場合は、高さ40cm以下の背の低いロータイプのテレビ台、
ソファで見る場合は、高さ40cm~50cmくらいのミドルタイプのテレビ台、
ダイニングチェアなど背の高い椅子に座って見る場合は、
高さ50cm以上のハイタイプのテレビ台を選ぶのがおすすめです。
【テレビ台のおすすめ高さ】
- 床に座る場合…高さ40cm以下の背の低いロータイプ
- ソファに座る場合…高さ40cm~50cmくらいのミドルタイプ
- ダイニングチェアなど背の高い椅子に座る場合…高さ50cm以上のハイタイプ
【ポイント3】機能面で選ぶ
3つ目のポイントとして挙げるのは、ズバリ「機能面(付加価値)」です。
最近のテレビ台は、とにかく多機能で、収納力があったり、
レイアウトを自在に変更出来たりと、バラエティーに富んだ機能性の高い製品が多くあります。
もちろん「テレビ台」なので、テレビを見るための台ではありますが、
その枠にとどまらず、+αの価値を提供してくれる製品もたくさんありますので、
例えば、収納力が十分備わった収納面をカバーできるテレビ台なら、
チェストやシェルフの代わりを兼ねることができます。
また、テレビの上などのデッドスペースを有効活用できる、
ディスプレイ棚付きのテレビ収納なら、収納棚としても利用できますので、
その分他のインテリアを充実させることも可能です。
- 大容量の収納が付いたテレビ台
- ディスプレイ棚付きのテレビ台
おすすめテレビ台7選
ここでは、エア・リゾームインテリアのテレビ台の中から
用途別におすすめの商品をご紹介していきます。
「収納力を求める」方におすすめ!
[幅150]
BED FORD TV BOARD
(ベッドフォード テレビボード)
美しい木目調の空間に映えるデザインの大容量収納テレビ台です。
47V型テレビに対応しており、生活感の出やすい雑多な収納物も扉で隠してすっきりと見せることができます。
また、扉収納は左右2分割になっており、デッキから小さな小物まですっきり収納可能。また2段の可動棚となっており、収納物の大きさに合わせて無駄なく収納していただけます。
[幅120]
ヴィンテージウッドTVボード
BILLS(ビルズ)
パイン集成材を贅沢に使用した天板にマットで重厚なスチールを組み合わせた、西海岸やブルックリンスタイルにも最適なヴィンテージデザインTVボードです。24V型~60V型テレビまでシリーズで対応。
仕切りの無いオープン収納棚と2~6杯の引き出しの付いた豊富な収納力でお部屋をすっきりと見せられます。
[幅150]
ヴィンテージウッドテレビボード
Lewis(ルイス)スタンダードタイプ
天板のウッド素材は使う程に馴染んでいくパイン材を使用。くっきりとした木目が美しく、木の質感・風合いを感じられる仕上がりとなっています。フレームにはマットなブラックフレームを使用し、程良い重厚感がビターなアクセントに。素材にこだわり、ヴィンテージ感漂うラフでカジュアルなデザインに仕上げました。幅150cmと収納スペースも充分あり、収納力も充分です。
「コーナースペースを有効活用したい」方におすすめ!
[幅110]
コーナー対応テレビ台
LAGOM(ラーゴム)
43V型テレビに対応。
お部屋のコーナーに設置することで、お部屋のどこからでも見やすい斜め向きにテレビを置くことができます。また、テレビを見る位置に合わせて高さを変えられる2種類の脚部、収納物に合わせて高さ調整できる収納スペースなど、高い調整力を備えています。
[幅105~193]
伸縮テレビ台 ATICA(アティカ)
引き出し収納タイプ
32V型~50V型テレビに対応。
106~193cmの間で幅が調節できる伸縮タイプで、自由な角度調整も可能なので、コーナーにもフィットするように配置したりと、オーダー家具のように自由なレイアウトで配置することができます。
また、2杯の引き出し収納付きで、たっぷり収納もできるので、テレビ周りのリモコンなどまとめて収納し、リビング周りをスッキリと見せることができます。
「テレビ上/下のスペースを有効活用したい」方におすすめ!
[幅60]
壁掛け風つっぱりテレビスタンド
MOLLY(モリー)
テレビを壁掛けのようにすっきりと設置しながら、壁面ディスプレイも楽しめるつっぱり式テレビ台。
テレビ本体分の幅だけで設置できる省スペース設計。上下のオープン棚で、デッドスペースになりがちなお部屋の壁を収納やディスプレイに有効活用していただけます。設置方法は穴あけ不要のつっぱり式を採用。壁を傷つけたくない方や、賃貸のお部屋にお住いの方でも、気軽に壁面収納を取り入れていただけます。
[幅120]
ハイタイプテレビ台 WORCE(ウォルス)
32V型~45V型のテレビに対応。
デッドスペースになりがちなテレビ上の空間を収納スペースとして有効活用できます。高さがありながらも圧迫感を感じさせないハイデザインで、すっきりとおしゃれにテレビを置くことができます。
また、マットなスチールフレーム構造で、見た目もスマートな仕上がり。側板もないので、光が差し込みことで開放的にお部屋を広く見せることができます。
タイプ別おすすめテレビ台のご紹介
テレビスタンドや、一人暮らしにおすすめのテレビ台など、
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まとめ
- 横幅は「テレビ幅を基準」に選ぶ:
テレビに対して約1.6倍程度の横幅のテレビ台を選ぶのがおすすめです。
テレビとテレビ台が三角形のピラミッド型になると、安定感のあるきれいなシルエットになります。 - 高さは「目線の高さ」で選ぶ:
目線の高さより少し低い位置にテレビ画面の中心が来るような高さがおすすめです。 - 機能面で選ぶ:
収納性、可動性に優れたテレビ台など、機能面で付加価値を感じられるテレビ台を選びましょう。
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