書斎ではPCやタブレットを使ったり書類を作成したりなど、椅子に座って作業することが多いですよね。特にテレワークなど仕事で書斎を使うのであれば、長時間座ったままになることもあるでしょう。
そんな書斎で快適に作業をするためには、椅子選びが大切です。書斎用椅子の選び方次第で、疲れにくい環境を作ることができます。
そこで今回は、書斎におすすめの椅子について紹介します。
「書斎で長時間座っても疲れにくい椅子を探している」
「インテリアにあうおしゃれな書斎用椅子が欲しい」
そんな人は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。書斎で使いやすい椅子を選ぶコツや、エア・リゾームおすすめの商品を紹介していきます。
- 1. 書斎の椅子を選ぶ前にチェックしておきたいこと
- 2. 書斎で使いやすい椅子の選び方
- 3. 書斎用椅子の使い方にあわせて必要な機能を確認しよう
- 4. エア・リゾームおすすめのおしゃれな書斎用椅子8選
- 4.1. 【1】ヴィンテージインテリアにぴったりなデザインのデスクチェア BRACKEN
- 4.2. 【2】3次元曲面フォルムが体にフィットして疲れにくいHOWARD DESK CHAIR
- 4.3. 【3】背中を伸ばせるロッキング機能付きで疲れにくいデスクチェア Clyde
- 4.4. 【4】くすみカラーと曲線フォルムが大人かわいいデスクチェア ipomea
- 4.5. 【5】高いデザイン性で書斎をおしゃれにしてくれるEames DSW
- 4.6. 【6】肘掛け付きで疲れにくく長時間作業にもおすすめ Eames DAR
- 4.7. 【7】独特の形状が正しい姿勢に導き体の負担軽減にもなるStyle Chair EL
- 4.8. 【8】リビングの書斎コーナーにおすすめの圧迫感が少ないHOWARD STOOL
- 5. 疲れにくい書斎の椅子を選んで快適な作業環境を作ろう
書斎の椅子を選ぶ前にチェックしておきたいこと
書斎の椅子を選ぶ時は、どんな作業をメインでするのか、どんなスペースに置くのかをしっかり考えておくことが大切です。そこで、選ぶ前にチェックしておきたい2つのポイントを紹介します。
どんな用途で座る椅子なのか確認する
書斎ではテレワークなど仕事をする場合のほか、創作活動や趣味、読書、リラックスするなど人によって過ごし方はそれぞれです。そのため、書斎で行う作業にあわせて椅子を選ぶことが大切です。例えば、PCを使って文書を作ったりメールを送ったりとディスプレイを見ながら作業するのがメインであれば、前傾姿勢で座りやすい椅子がおすすめです。
一方で、椅子に座ってアイデアを考えたり、本や雑誌を読んだりすることが多いのであれば、背もたれに身体を預けやすいものが適しています。このように、書斎の椅子で何をするかにあわせて、使いやすい椅子を選んでいきましょう。
設置場所のスペースやインテリアに適しているか確認する
書斎の椅子は、置く場所のスペースにあっているものを選ぶことも大切です。書斎の空間は狭い場合もあるため、座面や背もたれが大きなサイズの椅子を選ぶと圧迫感が出てしまう可能性もあります。また、大きすぎると椅子を引くスペースがなかったり、デスク周りが通りにくくなってしまったりすることもあるので注意しましょう。
そして、書斎のインテリアテイストにあったデザインを選ぶことも重要です。デスクのデザインと統一感のあるものや、部屋の雰囲気にあう色や・素材の椅子を選ぶと、おしゃれで過ごしやすい書斎を演出できます。
書斎で使いやすい椅子の選び方
書斎用の椅子を選ぶ時にチェックしておきたい具体的なポイントを紹介していきます。座面や背もたれの高さなど、書斎での使いやすさを確認しながら選んでいきましょう。
【1】座る人の体型やデスクにあう座面高をチェック
書斎では椅子とデスクをあわせて使うことがほとんどでしょう。そのため、書斎用の椅子を選ぶ時はデスクの高さにあっていることが大切です。デスク天板の高さと椅子の座面高があっているか確認しましょう。
このデスク天板と椅子の座面高の差を「差尺」といい、一般的に27~30cm程度が使いやすいといわれています。既にデスクを用意している場合は、差尺が適切な大きさになる椅子を選びましょう。昇降機能付きならデスクにあわせて座面高を調節できます。
また、椅子の適切な座面高は体型によって異なります。そのため、座った時に足裏の全体が床についているかどうかを目安にチェックしてみてください。かかとまでしっかり床についていることで、膝からつま先までの体重をかかとにかけられるので体への負担軽減につながります。
【2】背中が疲れない背もたれの高さをチェック
疲れにくい書斎用椅子を探すなら、背もたれの高さも重要です。椅子は背もたれの高さによって大きく2タイプに分けられ、ハイバックとローバックがあります。背もたれの高いハイバックタイプは上半身を預けやすく、長時間座って作業する場合にも疲れにくいメリットがあります。ただし、椅子全体の高さがあるため、空間に圧迫感が出やすいのが難点です。
一方のローバックタイプは背もたれが低いため背中をしっかり預けることはできませんが、上半身を動かしやすいので立ち座りが多い人に向いています。また、背もたれが低いと空間への圧迫感が少なくなるメリットがあり、書斎が狭い場合にもおすすめです。
【3】張地の素材をチェック
書斎用の椅子を選ぶ時は、どんな張地が使われているかもチェックしておきましょう。主に使われるのは、ファブリックかレザーの素材です。それぞれの特徴を紹介します。
ファブリックの張地
ファブリック(布張り)の椅子は通気性がよく、長時間座っても蒸れにくいのが特徴。座った時にべたついたりヒヤッとしたりすることがないため、オールシーズン快適に使えます。
また、見た目にあたたかみがあってインテリア性が高いのも魅力です。書斎用の椅子はキャスター付きのハードな印象のものも少なくありませんが、ファブリックの張地ならやわらかい雰囲気になるので、ナチュラル系インテリアにも取り入れやすいでしょう。
レザーの張地
レザーには合皮と本革があります。どちらも見た目に高級感があり、落ち着いた雰囲気の書斎にしたい時におすすめです。中でも合皮は汚れた時にサッと拭いて手入れできるのがメリット。本革に比べてリーズナブルなので、購入しやすいのも特徴です。ただし、べたついたりムレたりしやすいので、長時間座り続ける場合は注意が必要です。
そして本革は使い込むごとになじんでいき、革の経年変化が楽しめるのが魅力です。合皮に比べて耐久性が高くて長持ちしますが、高価なものが多いです。また、水分や汚れがつくとシミになってしまう場合があります。
【4】インテリアになじむおしゃれなデザインも大切
書斎用の椅子にもさまざまな見た目のものがあります。インテリアの雰囲気になじむおしゃれなデザインを選びましょう。その際にはデスクのデザインにあわせて選ぶのがおすすめです。
例えば、デスクの脚やフレームにブラックの金属素材が使われているなら、椅子の脚も同じブラックの金属製で揃えると統一感が生まれます。全体がホワイトのデスクなら、椅子の脚もホワイトのものを選ぶと、よくなじんで明るい雰囲気になるでしょう。
また、部屋全体のインテリアテイストで選ぶのもおすすめです。ヴィンテージインテリアなら、レザーの張地やブラックの脚の椅子が好相性。北欧風インテリアなら、木製の脚や明るいカラーの張地、北欧デザイナーズチェアなどをあわせるとおしゃれな空間に仕上がります。
書斎用椅子の使い方にあわせて必要な機能を確認しよう
書斎の椅子は見た目やサイズに注目するだけでなく、さまざまな機能もチェックしておきましょう。特にテレワークなどで長時間座って作業をする場合は、疲れにくい環境にするためにも椅子の機能選びが重要です。キャスターや肘掛け、リクライニングなどそれぞれの特徴を知って、必要な機能を確認してください。
【1】キャスターが必要かどうか
書斎用の椅子といえば、キャスター付きのものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。オフィスでもキャスター付きの椅子が使われていることがほとんどです。キャスター付きの椅子は、なんといっても楽に動かせるのが大きなメリット。少し離れた位置にある棚からものを取りたい時も椅子に座ったまま移動することができますね。
また、回転もできるため、立ち座りがしやすくなるのも利点です。回転すると姿勢が動きやすくなって、座りっぱなしによる疲労の軽減にも役立ちます。そして、デスクへの椅子の出し入れもスムーズで、掃除の際もサッと動かせて便利です。
ただし、キャスターがあるとフローリングの床を傷つけてしまう場合があります。また、動かす時に音が気になることも。集合住宅の場合は下の階に音が響いてしまう可能性もあるのでラグを敷くなど対策を考えましょう。椅子をあまり動かさず、省スペースに置きたい場合は4本脚のタイプがおすすめ。見た目も軽快で圧迫感が少ないです。
【2】肘掛けが必要かどうか
椅子に肘掛け(アームレスト)があると腕の重さを支えることができるため、肩への負担が軽くなります。長時間座った状態になる場合は、姿勢が崩れて肩や首に負担がかかりやすいです。そんな時に肘掛けがあると、腕を置いて正しい姿勢を保ちやすくなるため、疲れの軽減に役立ちます。また、休憩したり電話をかけたりする時もリラックスしやすくなり、作業の効率アップにもつながるでしょう。
一方、肘掛けのない椅子はコンパクトで省スペースに置けるのがメリット。デスクに入れた時に肘掛けが天板に当たる心配もなく、すっきりと収められます。そのため、書斎が狭い場合や、デスク周りのスペースが限られている場合は肘掛けがない方が使いやすいかもしれません。また、立ち座りする時にも肘掛けが邪魔にならず、動きやすいメリットもあげられます。
【3】リクライニングやロッキング機能とは
椅子のリクライニングとは、背もたれの角度を調整できる機能のことです。座ったままで休憩や仮眠をしたい時に背もたれを倒してリラックスできるのが特徴です。テレワークなどで一日書斎にこもって仕事をするという人は、リクライニング機能があると休憩もしやすくなり、疲労軽減に役立つでしょう。ただし、背もたれを倒すためのスペースの確保が必要です。
そしてロッキングは、座った時の動きにあわせて背もたれや座面が動く機能のことです。背もたれだけが動くものや、座面と背もたれが連動して動くものがあります。長時間同じ姿勢で座り続けると疲れやすくなりますが、ロッキング機能があると体が動きやすくなって、疲労の軽減が期待できます。
【4】昇降機能のメリットとは
キャスター付きの椅子に多く備わっているのが昇降機能です。座面の高さを調節できるので、座る人の体型やデスクの高さにぴったりあわせられるのがメリットです。座面の高さがあっていないと、血行が悪くなって脚のむくみにつながるといわれています。
理想的な椅子の座面高は足の裏が床にぴったりとつく高さなので、昇降機能があれば簡単に高さ調節できて長時間作業時の脚への負担軽減に役立ちます。また、書斎の椅子を家族で兼用する場合も、昇降機能付きなら使う人それぞれの高さにあわせることができますね。
エア・リゾームおすすめのおしゃれな書斎用椅子8選
それではここで、書斎にぴったりなエア・リゾームおすすめの椅子を紹介していきます。キャスター付きや、デザイン性の高い4本脚タイプなど種類豊富に集めました。
【1】ヴィンテージインテリアにぴったりなデザインのデスクチェア BRACKEN
BRACKEN(ブラッケン)はヴィンテージインテリアにぴったりなデザインのキャスター付きデスクチェア。座面の張地は合皮(PUレザー)とファブリックから選べ、スチールの黒い脚によくあう落ち着いたカラーがラインナップしています。
キャスター付きの脚は先端に向かうほどスリムになっていく形状で、すっきりとした見た目で圧迫感が少ないデザインに仕上がっています。座面幅は約47cmでゆったりと座れ、肘掛けがないのであぐらをかいて座ることも可能です。
【2】3次元曲面フォルムが体にフィットして疲れにくいHOWARD DESK CHAIR
HOWARD(ハワード)はシンプルなデザインのキャスター付き椅子です。PUレザーとファブリックの2種類の張地から選べ、カラーバリエーションも豊富なので部屋の雰囲気にあわせて選べます。
キャスター脚の先端が滑らかな曲線になっていてハードすぎない見た目なのが特徴。ヴィンテージやモダン、ナチュラルなどいろいろなインテリアテイストにあわせやすいです。座面は丸みのある3次元曲面フォルムを採用しているため、体にフィットして長時間座っても疲れにくくなっています。
【3】背中を伸ばせるロッキング機能付きで疲れにくいデスクチェア Clyde
Clyde(クライド)はロッキング機能付きのデスクチェアです。ロッキングによって背中をぐっと伸ばしてリフレッシュできるので、長時間作業の疲労軽減に役立ちます。座面下にある調節ノズルを回してロッキングの硬さを調整できるため、体重や好みのやわらかさにあわせられるのがメリット。ロッキングしないように固定することもできますよ。
平織りファブリックの張地は上品な印象で、落ち着いた雰囲気の書斎にしたい時にぴったり。肘掛けは先端が丸みを帯びていて手にフィットしやすく、腕を置いてくつろぐことができます。
【4】くすみカラーと曲線フォルムが大人かわいいデスクチェア ipomea
張地にベロア生地を採用したキャスター付きチェアのipomea(イポメア)です。グリーンやピンクなどかわいい色合いが揃っていて、どれもおしゃれなくすみカラーなので北欧風や韓国風のインテリアにおすすめです。ホワイトの脚はインテリアにあわせやすくて圧迫感が少なく、丸みのある大人かわいい雰囲気に仕上がっています。
光沢のあるベロア生地と陰影を生む縦ステッチは上品な印象がありますよ。背もたれと肘掛けが一体となった曲線フォルムで、背中にぴったりフィットして座っている時も快適です。
【5】高いデザイン性で書斎をおしゃれにしてくれるEames DSW
20世紀を代表するデザイナーであるイームズ夫妻の代表作シェルチェア。デザイン性が高く、書斎のインテリアをおしゃれにしてくれます。こちらは木製脚のタイプで、ナチュラル色とブラウン色の脚がラインナップ。座面のカラーバリエーションも豊富です。
座面はつなぎ目のない一体成型で、体にフィットするシェル型になっているため、体を面で支えて長時間座っても疲れにくいようになっています。背もたれの上端や膝裏に当たる部分は外側に沿った形状で、座り心地を快適にするデザインであるのもポイントです。
【6】肘掛け付きで疲れにくく長時間作業にもおすすめ Eames DAR
こちらはシェルチェアの肘掛け付きのタイプです。体にフィットする曲線のシェル型デザインで疲れにくく、肘掛けで腕を支えられるため肩や上半身の負担を軽減してくれます。そのため、長時間作業の際もより快適に座ることができるでしょう。
こちらはスチール脚のタイプで、モダンなインテリアにぴったり。スチール部分が床に直接触れて傷がつかないように、保護パーツが付属しているのもポイントです。デザイン性も座り心地も重視したい人にぴったりの一脚です。
【7】独特の形状が正しい姿勢に導き体の負担軽減にもなるStyle Chair EL
Style Chair EL(イーエル)は、人間工学とカイロプラクターの技術をあわせた姿勢改善を促す椅子です。体が前傾になる座面の形状で、重心が前方でキープされるため、背筋が伸びて理想のS字姿勢を保てるようになります。
独特の形状は体を包み込むようにフィットし、快適な座り心地に。体圧を分散させて骨盤が後ろに傾いたり左右にブレたりするのを防ぐため、長時間正しい姿勢をキープしやすくなっています。また、高めの背もたれは背中をしっかり支え、体への負担軽減に役立ちます。
【8】リビングの書斎コーナーにおすすめの圧迫感が少ないHOWARD STOOL
HOWARD STOOL(ハワードスツール)は背もたれのないコンパクトな椅子です。リビングに書斎コーナーを設けている場合など、スペースが限られている時は背もたれのない椅子だと圧迫感が少なくて使いやすいです。また、家事の合間にちょっとPC作業をするなど立ち座りが多い場合でも、スツールだと動きやすくて便利ですよ。
来客の際にダイニングにサッと持ち運ぶこともできます。座面は緩やかなカーブを描いていてお尻にフィットし、横幅も広いのでゆったりと座れて疲れにくい構造になっています。
疲れにくい書斎の椅子を選んで快適な作業環境を作ろう
今回は、書斎におすすめの椅子について紹介しました。書斎にあう椅子を選ぶ時は、そこでどんな作業をするのかにあわせることが大切。PC作業や創作活動、読書に趣味など、過ごし方にあった椅子を選びましょう。そのためには背もたれや座面の高さを確認するほか、キャスターや肘掛け、ロッキングなど必要な機能もチェックするのがポイントです。
エア・リゾームでは書斎にぴったりな椅子をたくさん取り扱っています。おしゃれなデザインも豊富で、書斎のインテリアになじむ一脚がきっと見つかるはずです。ぜひこの機会に、エア・リゾームのサイトをチェックしてみてくださいね。