「シンプルなソファが欲しいけど、どれを選んだらいいの?」とお悩みではありませんか?「リビングをおしゃれにしたいけど、どのソファが合うかな?」と迷われていないでしょうか?
ソファは種類が多いですから、選ぶのが難しいですよね。しかし、ポイントを整理してひとつずつ押さえれば、意外と簡単に「あなたにピッタリのソファ」にたどり着くことができます。
本稿では、おすすめのシンプルなソファ5選と、ソファの選び方を紹介します。あなたも本稿を参考にして、理想のリビングルームを実現してみませんか?きっと、お部屋の居心地がアップしますよ。
おすすめのシンプルなソファ5選
さっそく、エア・リゾームで人気のシンプルなソファを5つご紹介しましょう。ソファ選びの参考にしてください。
シンプルソファの特徴は「中間色やモノトーン、建築に溶け込む直線的なフォルム」です。シンプルなソファを置いていただくと、他のインテリアを邪魔せずに、お部屋がすっきり爽やか、あるいはキリッとした印象になるでしょう。
デザインソファ LAURU(ラウル)
LAURU:水平ラインとブラックの合皮でモダンを演出
LAURU(ラウル)は、シンプルでオーソドックスなデザインのストレートソファです。お部屋のスタイルを選ばないデザインですので、モダンスタイルをはじめ、さまざまな空間にフィットします。
カラーバリエーションは、10色。優しい色合いのファブリックタイプを6色と、洗練された雰囲気の合皮タイプを4色ご用意しています。飽きが来ず、長くご利用いただける色味です。
座面のクッション材には、高級ベッドにも使われている「ポケットコイル」を使用しています。ですから、底付き感のない「体にフィットする座り心地」で、長時間座っても疲れにくいです。
脚を取り外し「ローソファ」としてご利用いただくこともできますので、和モダンな空間にもマッチするでしょう。幅は1人掛けと2.5人掛けがあり、お部屋の広さに合わせてお選びいただけます。
コーナー・カウチソファ rond(ロンド)
rond:無彩色ベースのお部屋にブラウンレザーでクラシックな味わいをプラス
rond(ロンド)は、シンプルでスッキリしたデザインの3人掛けL字型ソファです。片側が、ゆったりと脚を伸ばしてくつろげるシェーズロングタイプになっています。
お部屋の間取りや用途に合わせて、形を変えていただくこともできます。L字型・逆L字型・T字型・3人掛け+オットマンと、4タイプのレイアウトが可能です。
カラーバリエーションは、6色のファブリックタイプと、2色の合皮タイプをご用意しています。中間色の優しい色合いですので、上品でモダンなお部屋づくりに役立ちます。
座面のクッション材には「ポケットコイル」を使用しています。体圧分散性が高く、寝転がったときも体への負担が少ないですよ。背もたれも弾力性があり、しっかり体を支えてくれます。
アームレスソファ SQUIRE(スクワイア)
SQUIRE:ミッドセンチュリーライクなモダンデザインが特徴
SQUIRE(スクワイア)は、ミッドセンチュリーモダンを目指したい方にぴったりの、ヴィンテージ感があるソファです。置くだけで、お部屋がムードある雰囲気になりますよ。
SQUIREは2人掛けですが、横幅が「131cm」とコンパクトです。小さなお部屋にも置きやすいでしょう。肘掛けがありませんので、あまり窮屈に感じることなく2人で座っていただけます。
座面のクッション材には「ポケットコイル」を使用しています。底付き感のない、「体にフィットする座り心地」をご体感ください。
背もたれのクッションには、弾力性のあるウレタンフォームと、へたりにくいチップウレタンを使用しています。押し込んでも堅いフレームの感触がなく、ほどよい柔らかさで体を支えてくれます。
デザインソファ WEIMAR(ワイマール)
WEIMAR:レトロフューチャーにぴったりのモダンソファ
WEIMAR(ワイマール)は、長く愛されているスタンダードデザインのソファです。静かな存在感があり、置くだけでお部屋の印象が洗練されます。和モダンにも、よく合うデザインです。
張り地は、特殊加工でヴィンテージ感を出したレザーと、深みのある中間色のファブリックをご用意しています。ファブリックはぎゅっと目が詰まり、滑らかできめ細かな質感です。
肘掛けやフレームには、天然木を使用。ムダのないデザインながら、温かみを感じていただけます。ブルーのみ、スチールフレームもご用意しています。よりモダンな雰囲気をお楽しみいただけますよ。
WEIMARは、背面のシルエットにもこだわっています。ですから、リビングとダイニングのあいだの間仕切りとして配置したい方におすすめです。
ラブソファ henrysofa(ヘンリーソファ)
henrysofa:西海岸コーデや北欧モダンに溶け込むフォルム
henrysofa(ヘンリーソファ)は、モダンで開放的な大人の西海岸コーディネートをご自宅で実現していただけるソファです。張り地は柔らかな色合いで、上品さや高級感を感じる仕上がりのため、ナチュラルインテリアにも相性が良いでしょう。
フレームには、木目が美しいアッシュ材を使用しています。経年とともに、深みが増していく風合いをお楽しみいただけるでしょう。組み立て時に使用するボルトが見えないように配慮しています。
henrysofaは、すっきりスリムな脚で軽やかな印象を与え、ソファ特有の重々しさを軽減しています。背面のフレームが格子状に組まれていて、うしろからの見た目もスタイリッシュです。
henrysofaは座面がゆるやかに傾斜していて、後方へもたれかかりやすくなっています。背もたれや張り地なども、細部にこだわっています。ついつい長居してしまう座り心地を、ご体感ください。
インテリアに合う「シンプルなソファ」の選び方
ソファを購入するとき、ソファだけ見て選んでいませんか?お部屋のインテリアも考慮して選ぶほうが、満足感の高い選択ができますよ。
インテリアに合わせて選ぶ際のポイントを、3つご紹介します。
洋室?和室?お部屋のスタイルに合わせよう
お部屋の内装(インテリア)には、スタイルがあります。日本の一般的なお部屋のスタイルは「洋室」と「和室」に大別できて、主流は洋室です。
現代のソファはヨーロッパ等で発展したものです。基本的に、洋室には合わせやすいでしょう。
一方、和風のお部屋や、オーセンティックな和室はどうでしょうか?座布団とちゃぶ台しか、合わないのでしょうか?
そんなことは、ありません。ソファでも大丈夫です。とは言え、お部屋になじむ色や素材、デザインのものを選ぶ必要があります。
ローソファや、木や革など天然の雰囲気を感じられるシンプルなソファを選べば、和モダンな雰囲気にできます。
ただし、和室は天井が低く落ち着いていて、床座で過ごすのに適したつくりです。以下のソファは悪目立ちしてしまい、合わせづらいかもしれません。
- 刺激的な色柄のもの
- 過度な装飾があるもの
- ハイバック等の背の高いもの
和室にソファを置きたい方は、空間の雰囲気に合うものを探し、和モダンを目指してみてください。
家具もスタイルをそろえよう
同じ洋室であっても、置く家具によって雰囲気が変わります。また、脈絡なく家具を選んでしまうと、雑然とした雰囲気になりやすいので注意が必要です。
お部屋と家具をうまくコーディネートする自信がない方は、お部屋と家具のスタイルをそろえるとよいでしょう。
シンプルにするために同じカラーを利用するのも良いですが、全く同じにするのはお勧めしません。フラワーベースやアート、クッションなどでアクセントカラーを取り入れてメリハリを出したり、少し素材感のあるアイテムを利用するなどして、単調になりすぎるのを防ぎましょう。
また、シンプルを意識しすぎてモノを少なすぎるのも、詰めたい印象になりすぎるためNGです。
家具は建築と共鳴するようで、インテリアになじむものが好んで使われます。余白スペースを大切にしますので、動線や、家具と家具のあいだのスペースをじゅうぶんに取ります。
コーディネートに統一感をだすコツ
- まったく同じ色や素材で統一しない
- アクセントカラーを取り入れる
- モノを少なくしすぎない
- 余白を残すようにする
1人掛け?2人掛け?適切なサイズを選ぼう
先述のとおり、お部屋をシンプルにするには余白が欠かせません。しっかりと床が見えて、じゅうぶんな通路幅が取れるように、ソファのサイズを選びましょう。
「ソファで寝転びたいから」といって、3人掛けソファをお部屋ギチギチに詰め込むと、圧迫感がでてシンプルになりにくいです。お部屋全体のバランスを意識して、ソファを選んでみてください。
たとえば、2人掛けを選ぶより、1人掛けを2脚選ぶほうが余白をつくれる場合があります。家族それぞれがマイカラーの1人掛けソファを選ぶのも、楽しそうですね。
購入前に知っておきたい、ソファ選びのポイント
ソファは、他の家具より用途が豊富です。ですから、他の家具に比べて選ぶときに考慮すべきポイントも多くなります。
そのせいか「ソファ選びって、難しいな」と感じる方が少なくないようです。もしも、ソファ選びで迷ったら、次の項目に注意してみてください。
- 目的から種類を絞り込む
- サイズを決める
- 素材(張り地や衝撃吸収剤など)やデザインを選ぶ
- 機能やお手入れのしやすさをチェックする
基本的には、上から順番に進めていただくと選びやすいでしょう。ただし、優先順位は人によって違うかもしれません。お好みで、アレンジを加えてみてください。
それぞれの項目について、もう少し詳しくご説明しますね。
種類
ソファの種類を知っていると、目的に合わせて選べるようになります。おもなソファの種類をご紹介しますので、あなたの用途に合うものを探してみてください。
ハイバックソファ
背もたれの高いソファを「ハイバックソファ」と言います。首から頭までを支えてくれますので、座り心地がよいソファです。テレビを見る等で長時間座るなら、欠かせない要素でしょう。
ハイバックソファをリビング・ダイニングの境界に配置することで、空間をゆるやかに間仕切ることができます。一方、見た目の圧迫感が出やすいので、どちらかというと広い部屋向きです。
ローソファ(フロアソファ)
極端に座面が低いソファや床置きタイプのソファを「ローソファ (フロアソファ)」と呼びます。このタイプのソファは和風のお部屋と相性がよく、あぐらや正座で座れるものもあります。
ローソファは、脚や肘掛けのないものが少なくありません。そのようなミニマルなデザインはモダンなお部屋にもマッチしやすく、かつ大型家具特有の圧迫感を軽減してくれます。
コンパクトソファ(ラブソファ)
幅が狭くコンパクトな2人掛けソファを「ラブソファ (コンパクトソファ)」と呼びます。一般的な2人掛けソファは140~160cm幅のものが主流ですが、ラブソファは100~120cm程度のものが主流です。
このような特徴から、ラブソファは「1.5人掛け」と呼ばれることもあります。場所を取りませんので、小さな部屋にも置きやすく、日本の住環境にマッチしたソファと言えそうです。
カウチソファ(シェーズロング)
カウチソファ(シェーズロング)は、ちょっと特殊なデザインのソファです。片側だけに肘掛けや背もたれがあり、寝転がることを主目的にしているため「寝イス」とも呼ばれます。
カウチソファ単体で販売されているものや、他のソファと組み合わせてセットにしたものがあります。ゆったりと足を伸ばしてくつろげるソファですが、大きいため場所を取ります。
コーナーソファ(L字ソファ)
コーナーソファ(L字ソファ)とは、文字どおり、L字型に配置するために使われるコーナー用のソファのことです。L字型のソファセット全部を指す場合もあります。
コーナーソファをカウチにすることで、L字型にしているものもあります。大人数で座ることができ、交流が活発になりやすいソファです。
オットマン(フットスツール)
オットマン(フットスツール)は、ソファの前に置いて足置きとして使われます。1人用のスツール(背もたれや肘掛けがないイス)として使われることもあります。
「カウチソファは大きすぎて、部屋に置けない」とお悩みの方は、ソファとオットマンの組み合わせをご検討いただくとよいでしょう。
サイズ
サイズは、座り心地や搬入のしやすさに影響します。用途に合わせて、適切な「横幅・奥行き・座面の高さ・背もたれの高さ」のものをお選びください。
生活動線のジャマにならない寸法のものを選ぶことも、大切です。ソファの左右やうしろの通路は、少なくとも50cm程度の幅が必要です。通路の片側が壁の場合は、60cm程度の幅があるとよいでしょう。
モダンなお部屋にしたいときは、余白が残るように、大きすぎないソファを選ぶとよいでしょう。
張り地
ソファに使われるおもな張り地は、以下の3種類です。それぞれ特徴が違いますので、用途やお好みに合わせてご選択ください。
- 天然皮革(本革)
- 人工皮革・合成皮革
- 布(ファブリック)
天然皮革(本革)は動物の皮を使用した素材で、ややお手入れが大変ですが、高級感があります。しっとりとした質感で、肌ざわりがよく、経年により風合いの深みが増します。
人工皮革や合成皮革は、環境問題から本革の使用を控えるメーカーが増えたことで、注目度が高まっている素材です。風合いは本革に劣りますが、安価で加工性に富んでいます。
布(ファブリック)は、使う繊維や織り方によってさまざまなテクスチャーを生み出せる素材です。カラーバリエーションが豊富で、付け替え可能なカバーリングタイプもあります。
衝撃吸収材
ソファに使われるおもな衝撃吸収材は、以下の4種類です。衝撃吸収剤は、座り心地・価格・重さに影響します。
- ウェービングベルト(テープ)
- Sバネ(波形スプリング)
- コイルスプリング
- ポケットコイル
ウェービングベルト(テープ)は、比較的安価なソファによく使われています。長所は、ソファを軽量化できること。短所は、コイルほどの弾力や耐久性がないことです。
Sバネ(波形スプリング)は、波形をした平面構造のバネで、柔らかくしなやかな座り心地を実現してくれます。ただし、端にいくほど座り心地が硬くなる傾向があります。
コイルスプリングは、らせん状のスプリングをフレームに並べ、鉄線等で連結させたものです。耐久性に優れ、座面のどの部分に座っても均等に体重を受けとめてくれます。
ポケットコイルは、スプリングをひとつずつ専用の袋に詰め、フレームに敷き詰めたものです。体にフィットした座り心地で、マットレス等の高額商品に使われる傾向があります。
機能
先述のとおり、ソファは他の家具より用途が豊富ですから、機能も充実しています。たとえば、こんな機能を持ったソファがあります。
- リクライニング機能
- 収納が付いているもの
- 肘掛けのあるもの、ないもの
- ベッドに変わるもの(ソファベッド)
必要に応じてこのようなソファを選んでいただくと、より快適にご利用いただけます。
ただし、機能を付加したソファは、それに応じてコストも上がる傾向があります。価格と必要な機能性のバランスを考えながら、ご購入いただくとよいでしょう。
ソファの選び方は、以下の記事でも紹介しています。詳しく知りたい方は、あわせてご覧ください。
まとめ:シンプルなソファは、お部屋との相性を考えて選ぼう
おすすめのシンプルなソファや、ソファの選び方をご紹介しました。デザインだけでなく、座り心地やお部屋との相性も考慮することで、愛着の湧くソファに出会えるでしょう。
選ぶソファによって、お部屋の雰囲気が大きく変わります。インテリアに合ったソファを選び、快適でありながらもシンプルな空間をつくり上げてください。
あなたのお部屋にぴったりのソファを選べたら、今よりもっと、リビングがお気に入りの空間になるでしょう。新しいソファで、豊かな生活を楽しんでくださいね。