あなたは「リビングをスッキリさせたいけど、テレビ周りがゴチャゴチャして気になる」と悩んでいませんか?「雰囲気を一新して、もっとオシャレにしたい」とモヤモヤしていないでしょうか?
テレビ周りが雑然とする主な原因は、配線とテレビボードにあります。存在感のある黒いコードが何本もはっていたり、テレビボードの上に雑然と物が置かれたりしていると、おしゃれになりません。
本稿では、テレビ周りのインテリアにこだわりたい方に向けて、おしゃれに見せるコツをご紹介します。あなたも、本稿を参考にして、テレビ周りの印象を思いどおりに変えてみませんか?
テレビ周りのインテリアをおしゃれにコーディネートするコツ
テレビ周りのインテリア(内装・家具・装飾品など)をおしゃれに見せるには、まず何が「理想のテレビ周り」になるのを妨げているのか理解するところから始めるとよいでしょう。
原因が分かれば、ひとつずつ解消していくことができるでしょう。原因は各ご家庭によって異なると思いますが、本稿を参考にして、あなたも一緒に考えてみてください。
たとえば、そもそもテレビ周りがゴチャゴチャしているのがおしゃれに見えない原因かもしれません。あなたのご自宅は、こんな感じになっていないでしょうか。
- 露出するコードがグチャグチャで、気になる
- テレビボードの棚や天板に物を置きすぎている
上述のような状態なら、コードや物の整理整頓がファーストステップになるでしょう。
また、「テレビ周りはスッキリしているのに、見た目の雰囲気がどうもしっくりこない」と感じているなら、以下が原因かもしれません。
- テレビのサイズが、テレビボードやお部屋の大きさと合っていない
- テレビボードのデザインが、リビングのインテリアとマッチしていない
それぞれ、解決する方法をご紹介していきましょう。
コードを隠してスッキリ見せよう
インターネットで調べると、さまざまな「コードを隠すアイデア」が発信されています。参考にして、改善しましょう。
たとえば、こんな方法があります。
- 扉つき収納があるテレビボードを利用する
- コードを結束バンド等で束ねる
- ケーブルボックスを利用する
- ワイヤネットを利用する
テレビボードによっては、AV機器を設置する棚に木製やガラスの扉がついています。そのようなテレビボードなら、機器に接続されているコードを目立ちにくくしてくれるでしょう。
コードを結束バンド等で束ねたり、電源タップをケーブルボックスで隠したりするだけでも、わりとスッキリします。うまく活用しましょう。
テレビやテレビボードの裏にフックを貼りつけ、ワイヤネットをぶら下げるのもよいでしょう。ワイヤネットに束ねたコード類や電源タップ等をひっかけておくと、正面から見えません。
このようなアイデアを取り入れると、床をはうコードが少なくなります。とりわけ脚つきのテレビボードを利用されている方には、大いに役立つアイデアではないでしょうか。
ただし、以下は火災の原因になりますので、くれぐれもお気をつけください。
- たこ足配線
- たくさんのコードを束ね長時間使用する
- 古いコードや断線しているコードを使用する
- プラグの差し込み口にホコリが付着している
すべて、テレビ周りでやりがちですよね。
じつは、電源タップは流していい電気容量が決まっています。使用期限もありますので、タップの裏面やコードに記載されている説明をご覧ください。
危険な配線を放置すると、ショートや発熱につながり、発火します。ご注意ください。
テレビボードには、無造作に物を置かないようにしよう
テレビ周りのゴチャゴチャを解消するには、収納のルール化が欠かせません。基本的な収納ルールを決めておかないと、テレビボードの天板が雑多な物に占有されることになるでしょう。
収納のコツは、すべての持ち物に「定位置」を決めておくことです。「このリモコンは、この引き出しの中」「このヘッドホンは、この収納棚の1段目」といった感じですね。
一方、テレビボードの天板を何かの定位置にするのはおすすめしません。天板は「収納する場所」ではなく「飾る場所」にするとよいでしょう。
たとえば、こんな物を飾ってみてください。
- 絵画
- オブジェ
- 小さな観葉植物
- 洋書
- コレクション
テレビボードの天板をきれいに片づけ、絵画やオブジェ、観葉植物などを飾ってみましょう。非日常感が演出され、おしゃれに見えます。
古本も、おすすめです。古本市でおしゃれな洋書を見つけてきて、インテリアとして飾ってみてください。ローコストでおしゃれ感を演出できますよ。
大好きなコレクションを飾るのも、楽しいですね。ただし、置きすぎると雑然とした雰囲気になるのでご注意ください。
インテリアにピッタリ合うテレビボードを選ぼう
近年、テレビの大型化もあり、テレビボードがリビングの中心的な存在になっています。あなたのご家庭でも、ひときわ存在感を放っていないでしょうか?
もしも、テレビボードの印象がよくないと、リビング全体の印象もよくないものになってしまいます。どうすれば、悪目立ちせず、おしゃれに見せることができるのでしょうか?
テレビボードは、リビングにある他の家具とデザインテーマをそろえるとよいでしょう。ぜひ、トータルコーディネートしてみてください。
テーマの例をご紹介しましょう。
- シンプルモダン
- ミニマル
- ヴィンテージ
- 北欧スタイル
上述のようなテーマを決め、インテリアの意匠をそろえてみてください。統一感が出て、スッキリした印象になります。テレビボードも空間に溶け込み、なじんでくれるでしょう。
「テレビが黒いので、異様に存在感があって気になる」という方は、テレビの背面の壁紙を濃いものに貼り替えるとよいでしょう。壁とテレビのコントラストが下がり、悪目立ちしなくなります。
ちなみに、リビングは他の間取りに比べて収納が少なくなりがちです。収納力のあるテレビボードを選ぶと、とても重宝します。ゴチャゴチャが気になっている方は、ぜひご検討ください。
テレビ周りがおしゃれに見えるインテリアコーディネート事例
つづいて、テレビ周りがおしゃれに見えるインテリアコーディネートの事例をご紹介します。
「センスに自信がない」「何から手をつけたらいいか分からない」という方は、ぜひマネするところから始めてみてください。
モダン
長期にわたり人気があり、比較的取り入れやすいのがモダンスタイルです。モダンスタイルには「スッキリ、シンプル、機能的、白黒を多用、色柄や装飾は最小限」といった特徴があります。
テレビ周りをモダンにしたい方は、はっきりした直線や平面が多用されたテレビボードを選ぶとよいでしょう。色柄や装飾のないものか、必要最小限のものがおすすめです。
テレビも、フチの薄いものを。テレビボードの天板やテレビ背面のインテリアも、必要最小限でOKです。何か飾りたい場合は、木やガラス、磁器製のオーナメントが合わせやすいですよ。
ミニマリスト
ミニマリストは「最小限」がテーマのスタイルです。シンプルな暮らしをしたい方におすすめです。
現代は、物や情報が「過多」の時代です。最小限の物で丁寧に暮らしたい人には、少し過ごしづらいかもしれません。そんな方々から、ミニマリストスタイルが共感されています。
テレビ周りをミニマリストスタイルにしたい方は、アイテムを「必要不可欠なお気に入り」に絞り込みましょう。できるだけ装飾を排し、視覚情報の少ない空間にするのがコツです。
ヴィンテージ
ヴィンテージ(vintage)は「年代物の」という意味ですが「上等な」というニュアンスを含んでいます。「大切に使い込まれたような古さ」を想像していただくと分かりやすいでしょう。
とりわけ工場等で使われていた頑丈なイスや机は、インダストリアルスタイルと呼ばれ、多くのファンを魅了しています。リバイバル版だけでなく、当時のものを修復(レストア)した家具も人気です。
ヴィンテージがお好きな方は、武骨で重厚な木材や黒いスチール、レザーを使ったソファでコーディネートしましょう。アクセントに濃いグリーンの観葉植物を置くと、映えます。
北欧風
北欧スタイルは、和モダンとも通底するテーマを持っています。たとえば「素朴で実直」や「自然との共存」などですね。
北欧風のお部屋にしたい方は、ムダをそぎ落とし、磨きに磨いた「洗練」を感じさせるインテリアを選んでください。家具は、カッコイイだけじゃなく、機能的なものをチョイスしましょう。
たとえば、テレビボードはハンドルのないミニマルなデザインのものがおすすめです。天板にさりげなくビビッドな色の小物を飾ると、グッと北欧感が増しますよ。
おしゃれで機能的なテレビボード(テレビ台)の選び方
テレビ周りのインテリアの主役と言えば、最初に思いつくのがテレビかテレビボードでしょう。このふたつがテレビ周りの印象の半分をつくっている、と言っても過言ではありません。
とは言え、テレビのデザインはどれも大きく変わりません。近年はフチが薄くなり、さらに見た目の差が少なくなったと感じます。着目の優先順位は、テレビボードのほうが高いでしょう。
では、テレビボードはどこに注目して選べばいいのでしょうか?―― ポイントをご紹介しましょう。
テレビボードの印象を左右するポイントを知っておこう
さっそく、テレビボードの印象を左右するポイントを4つご紹介します。
デザイン
テレビボードの印象を左右する最大のポイントと言えば、デザイン(意匠)でしょう。では、デザイン選びはどこに注意すればいいのでしょうか?
デザインは、気分を上げてくれるような、自分好みのものを選ぶことが大切です。しかし、それだけではインテリアが整いません。他の家具と調和させることも大切です。
エクレクティック(ごちゃ混ぜ)スタイルと呼ばれる手法もありますが、コーディネートの上級者向きです。慣れていない方は、色味やスタイルを合わせましょう。
家具同士のトータルコーディネートを意識すると、自然にスタイリングできますよ。お試しください。
サイズ
テレビボードは、テレビの大きさと調和するサイズのものを選ぶとよいでしょう。サイズのバランスが取れていないと、不安定な印象になり、落ち着きがなくなります。
テレビボードの横幅は、テレビに対して1.6倍くらいの長さ(黄金比)にすると心地よいバランスになります。参考まで、目安のサイズをご紹介しましょう。
- 32インチのテレビならば、横幅120cm程度のテレビボード
- 40インチのテレビならば、横幅150cm程度のテレビボード
- 50インチのテレビならば、横幅180cm程度のテレビボード
ちなみに、テレビボードの高さはテレビの見やすさに影響します。テレビの中心を見たときに「少し見下ろす姿勢」になる高さが理想です。
具体的には、10~15度くらい見下ろす姿勢になると、体に負担がかからず疲れにくいでしょう。
ですから、床座で見る場合は、かなり低めのテレビボードがよいでしょう。ダイニングチェアに座って見る、あるいはキッチンで料理しながら見るなら、やや高めのテレビボードがおすすめです。
扉
扉のデザインは、意匠だけでなく機能性にも直結します。ぜひ、扉の開き方にも注目してください。
引き戸
横にスライドさせて開くタイプ。テレビボードの前のスペースが狭いときに便利。
開き扉
扉の左辺または右辺を軸に、手前に開くタイプ。ルーターやゲーム機など、縦型の物の収納に便利。
フラップ扉
扉の上辺または下辺を軸に、手前に開くタイプ。扉にマガジンなどを飾れるものがある。
引き出し
手前にスライドさせるタイプ。物の出し入れがしやすく、奥まで有効活用できる。
AV機器を設置するなら、扉の素材や形状にも注目してください。たとえば、ガラスはリモコンの赤外線を通します。桟や格子状の扉は、機器が発する熱を排出してくれます。
脚
テレビボードの中には「脚つき」のものがあります。脚には、ECサイトやショールームでは気づきにくい長所と短所がありますので、ご紹介しておきましょう。
まず、デメリットは「床の配線やホコリが目立つ」や「床座で見づらくなる」などがあげられます。配線を隠す工夫や、定期的な掃除が必要になるでしょう。
一方、メリットは「スタイリッシュな印象になる」や「通気性がよくなる」などがあげられます。印象的なテレビボードが欲しい方や、湿気や熱気がこもるのを防ぎたい方におすすめです。
収納量や収納のしやすさを確認しよう
冒頭で申し上げたとおり、そもそもテレビ周りがゴチャゴチャしていると、すてきなテレビボードを置いてもおしゃれな印象になりません。
ですから、テレビボードにはゴチャゴチャの原因になる物を収納できる能力が求められます。まずは、収納したい物をリストアップしてみましょう。
たとえば、こんな物を収納したいのではないでしょうか?お手持ち品がじゅうぶん収まるテレビボードを探してみてください。
- CD
- DVD
- ゲーム用品
- ヘッドホン
- リモコン
- AV機器
ちなみに、棚板や引き出しには耐荷重の制限があります。重い物を収納する場合は、ちゃんと確認しておきましょう。
テレビ周りのインテリアがおしゃれに見える!テレビボード5選
最後に、エア・リゾームで人気のテレビボードをご紹介します。テレビボード選びの参考になれば幸いです。
ATICA(アティカ)
ATICA(アティカ)は、上下のユニットをずらすことで形を変えられるテレビボードです。デッドスペースになりやすいお部屋のコーナーにも配置していただけますよ。
カラーバリエーションは、4パターンをご用意しています。洗練されたモダンな空間からメンズライクなヴィンテージスタイルの空間まで、幅広くご利用いただけるでしょう。
ATICAは、収納力も充実しています。オープン収納と引き出し収納をはじめ、ユニットをスライドさせることで広くなった天板を飾り棚としてご活用いただけます。床面にも収納できますよ。
左右非対称のレイアウトは、テレビ周りを個性的でハイセンスな印象にしてくれるでしょう。組み立て不要の完成品でお届けしますので、箱から出してすぐに使えるのも魅力です。
BRACE(ブレス)
BRACE(ブレス)は、北欧スタイルのお部屋に合わせやすいテレビボードです。横幅が約120cmのコンパクト設計ですので、小さなお部屋に設置しやすいサイズです。
カラーバリエーションは、3パターンをご用意しています。ダークブラウンとホワイトは、外向きに広がる天然木の脚つき。ナチュラルは、スタイリッシュなブラックスチールの脚つきです。
BRACEには、引き出しとフラップ扉の収納がついています。フラップ扉は、AV機器やテレビ周りのアイテムを隠すのに便利ですよ。生活感のない、スッキリおしゃれなテレビ周りを実現できるでしょう。
フラップ扉には、雑誌を飾れるディスプレイスペースがついています。フリマアプリや古本市で海外の雑誌や絵本を探して、飾ってみてはいかがでしょうか。
Lewis(ルイス)
Lewis(ルイス)は、インダストリアルスタイルのお部屋にピッタリのテレビボードです。ラフながらも重厚感のある「男前インテリア」を目指したい方に、おすすめですよ。
パイン材を使った天板は、経年とともに風合いが増していき、リビングのアイコンになってくれるでしょう。マットブラックのスチールフレームも、ビターなアクセントとして利いています。
Lewisは、横幅が約150cmあります。オープンな収納スペースをたっぷり確保してありますので、ブリキの箱やワイヤバスケットをうまく活用して、自分流の収納アレンジを見つけてください。
なお、Lewisはさまざまなシリーズ商品をラインナップしています。スツールやチェア、各種テーブルなどをご用意していますので、リビングとダイニングをトータルコーディネートできますよ。
MOLLY(モリー)
MOLLY(モリー)は、スッキリ美しいミニマリストスタイルのお部屋におすすめの「つっぱり式テレビスタンド」です。テレビを「壁掛け式」のようにスッキリ設置できますよ。
MOLLYは、テレビ本体の幅があれば設置できる省スペース設計です (目安:32~50型テレビに対応)。つっぱり式ですから、ビス留め不要で、賃貸住宅にお住いの方にも気軽にご利用いただけます。
MOLLYは、支柱背面にコードを隠せます。外側からほとんど見えなくなりますので、テレビ周りをスッキリした印象にできます。テレビの設置位置も、5cm刻みで4段階の高さ調整ができますよ。
デッドスペースになりがちなテレビの上部にもシンプルな飾り棚を設けています。お気に入りのオーナメントやフェイクグリーンを飾ってお楽しみください。
LAGOM(ラーゴム)
LAGOM(ラーゴム)は、横幅が約110cmのコーナー対応ハイタイプテレビボードです。お部屋に対してテレビが斜め配置になりますので、どこからでも鑑賞しやすいですよ。
LAGOMなら、デッドスペースになりがちなお部屋の隅を有効活用できます。コンパクトなお部屋や真壁の和室、コーナーの柱が張り出しているマンションでも設置しやすいです。
LAGOMは、底板から天板までの高さが約58cmあります。ですから、ロータイプのテレビボードと比べるとボディーがコンパクトなわりに収納力があり、テレビ周りの整理整頓に役立ちます。
じつは、背面にも収納スペースを設けています。コーナーに設置したときは隠れる収納ですが、壁沿いに設置したときに利用できて、コードや電源タップを収納していただけます。
まとめ:テレビ周りを整えて、おしゃれなインテリアを目指そう
テレビ周りのインテリアをおしゃれに見せるコツをご紹介しました。配線コードの整理やテレビボードの整頓など、すぐにできるところから手をつけてみてはいかがでしょうか。
これからテレビボードを買うご予定の方は、ぜひ、デザインや機能、収納力を考慮して丁寧に選んでみてください。きっと、テレビ周りを洗練させる一助になってくれるでしょう。
テレビ周りがスッキリすると、リビングもスッキリした印象になります。あなたらしいオシャレなテレビ周りを実現して、すてきなインテリアライフを楽しんでくださいね。