家の中にたくさんの物があってごちゃごちゃしているのが気になる人も少なくないでしょう。
現代は物や情報があふれかえっていてその選び方も難しく、気づけばどんどん物が増えてしまいがちです。
そこで注目を集めているのがミニマリストの暮らしです。
本当に必要な物を見極め、シンプルな暮らしをするミニマリストにあこがれる人もきっとたくさんいることでしょう。
そこで今回は、ミニマリストのインテリアについて紹介します。
「不要な物を処分してシンプルな暮らしがしたい」
「すっきりとしたインテリアに見せたい」
そんな理想をお持ちの人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
- 1. ミニマリストのインテリアとは?
- 2. ミニマリストのインテリアにすると得られるメリット
- 3. ミニマリストのインテリアの作り方
- 4. ミニマリストのインテリアに適した家具のポイント
- 5. ミニマリストインテリアにぴったり!エア・リゾームおすすめアイテム10選
- 5.1. 【1】収納したい物やスペースにあわせて組み合わせられるCUBEBOX
- 5.2. 【2】扉と引き出しで隠す収納ができるデザインキャビネット Allen
- 5.3. 【3】収納家具の代わりにもなる収納付きカウチソファ Franca
- 5.4. 【4】1台で3役をこなす収納庫付シンプルデザインソファベッド 3P
- 5.5. 【5】高さ調節できてベッド下にたっぷり収納できる木製ミドルベッド Labyril
- 5.6. 【6】ベッド下の引き出しですっきり片付くベッドフレーム RUES
- 5.7. 【7】シンプルデザインでいろいろな使い方ができるコの字型デスク Visage Neo
- 5.8. 【8】普段は天板を片付けてすっきりさせられる伸縮式キャビネットデスク Waldi
- 5.9. 【9】畳める天板でシーンにあわせて使い分けられるダイニングテーブル RETTA
- 5.10. 【10】収納とテーブルの2役をこなすバタフライ式テーブルラック TABLES
- 6. シンプルで機能的な家具を使ってミニマリストのインテリアを作ろう
ミニマリストのインテリアとは?
まずはミニマリストのインテリアとはどういったものなのか解説します。ミニマリストの考え方やインテリア作りの特徴を押さえておけば、自分なりのミニマリストを目指せることでしょう。
そもそもミニマリストとは?

「ミニマリスト(minimalist)」とは、最小限のという意味を持つ「ミニマル(minimal)」という英語からきた言葉。直訳すると「最小限主義者」となり、衣類や家具、日用品など生活するのに必要なさまざまなアイテムの量を最小限にして暮らす人のことをいいます。
そんなミニマリストはアメリカで生まれたライフスタイルの1つで、自分にとって本当に必要な物は何かを見極め、その必要な物を厳選して手元に置くのが特徴。自分が心地よく暮らせるかどうかがポイントになるため、必ずしもストイックに断捨離して家具や布団を置かないような生活をするというわけではありません。
不要な物は手放しますが、趣味に関する物は意外に多いこともあります。自分に必要かどうかをしっかり吟味して、お気に入りの物だけを取り入れた暮らしをするのがミニマリストといえるでしょう。
ミニマリストが作るインテリアの特徴

必要な物を吟味してお気に入りだけに囲まれて暮らすのがミニマリストの生活。そんなミニマリストの部屋は、基本的にシンプルなインテリアになっています。家具は必ずしも最低限にまで抑える必要はなく、快適に暮らせるようにするのがポイント。厳選した必要な家具のみでお部屋を作ります。
ディスプレイなどはほとんどありませんが、お気に入りの物を少し飾っても大丈夫。また、カラーはホワイトやベージュなどを使ってシンプルに見せることが多いです。木製家具を取り入れてあたたかみをプラスすることもありますよ。
できる限り物が少なくてすっきりした生活を目指すため、床に物を置かないようにするのも特徴。引き出しや扉付きの収納家具を使って物が見えないように収納するのもミニマリストインテリアのコツです。
ミニマリストのインテリアにすると得られるメリット
ミニマリストのインテリアにするといろいろなメリットがあります。どんな利点があるのか知っておくと、よりミニマリストの魅力を感じられるでしょう。
掃除や片付けがしやすくなる

ミニマリストのすっきりとしたインテリアは、物が少ないため掃除や片付けがしやすくなるメリットがあります。物があまりないとほとんど散らからないので、片付けの手間がグッと少なくなりますね。急な来客があった際にも、散らかっていなければ焦らずに済みます。
また、クッションやソファカバーなどのファブリックアイテムが減ると、その分ホコリが溜まりにくくなるのも利点です。床に物を置いていなければ、掃除機をかける際にも移動させる手間がなく、スムーズに済ませられますね。ロボット掃除機も使いやすくなるでしょう。
シンプルでおしゃれなインテリアになる

ミニマリストが選ぶ家具はコンパクトでシンプルなデザインが基本。使わない時は畳んで収納できるなど、普段はすっきり見せられる機能的な家具を選ぶことも少なくありません。
また、ファブリックアイテムなどはホワイトやベージュなどを基調としたカラーコーディネートが好まれるため、明るくて開放的な空間を演出できます。物が少ない分すっきりと見えるのもポイントです。
このようにミニマリストのインテリアはシンプルで開放的な印象があり、すっきりとしているのでおしゃれに見えるのがメリットです。
余計な買い物が減る

ミニマリストの暮らしは、自分に本当に必要な物を吟味するのが特徴。物が増えそうになった時はその都度、「これは本当に必要なのか」と考えるようになり、余計な物を手元に置かなくなります。
そのため、衝動買いしたり安さにつられて購入したりといったことが減ってくるでしょう。余計な買い物をしなければ、物が増えないのでミニマリストのすっきりとした暮らしを維持できます。また、出費を抑えられる分趣味に費やすことができたり、貯金が増えたりといった利点もあります。
引っ越し作業が楽になる

ミニマリストのお部屋は物が少ないため、引っ越し作業が楽になるのもメリット。家具や家電が少なければ、引っ越し業者を頼らずに自分で運搬することもできます。また、衣類や生活用品などの小物類も限られた量であれば梱包作業の負担が少なくなりますね。
仕事の関係で引っ越しが多い人は、ミニマリストのインテリアにすることで毎回の引っ越しの負担が軽くなるでしょう。また、引っ越しを機に断捨離を進め、ミニマリストを目指すパターンもあります。
気分がすっきりして集中力もアップする

ミニマリストのインテリアを目指すために、不要な物を処分すると気分もすっきりすることがあります。物が少なくて整理整頓された部屋はイライラした気持ちになりにくく、心に余裕が生まれてストレスの解消にも役立つでしょう。
また、部屋が心地よければリラックスして過ごすことができ、疲れて帰宅した時もホッとするのではないでしょうか。そして余計な物が視界に入らないので集中しやすくなるのも特徴。テレワークなどで作業する際もはかどりやすくなるため、効率アップが期待できます。
ミニマリストのインテリアの作り方
ミニマリストのインテリアを作るコツを紹介していきます。本当に必要な物を見極めて不要な物は手放し、すっきりとした空間になるようにしていきましょう。
【1】まずは断捨離から始めよう

ミニマリストを始めるなら、まずは不要な物を手放す断捨離から始めましょう。1日で一気に進める必要はありません。作業するエリアや物のジャンルを分けて「今日はクローゼット、明日はキッチン……」といったように少しずつ進めていけば、物が多くても断捨離を進めやすくなります。
また、「1年以上使わなかった物は処分する」など、手放す物の判断基準を設けておくとより物を手放しやすくなります。
【2】すっきり見せられる収納方法にする

手元に置いておく本当に必要な物たちは、すっきり収納することが大切。インテリアでは、目に入る物の数が多いほどごちゃごちゃした印象になるため、衣類や生活用品などは隠す収納にするのがおすすめです。
扉付きや引き出しタイプの収納家具を使って物が見えないようにすることで、すっきりとした空間になります。クローゼットに収納して、物が見えない状態にするのもいいですね。できる限り物が隠れる収納方法を考えましょう。
【3】空間に余白が残るように家具を配置

ミニマリストのインテリアを目指すなら、空間全体の余白に注目してみましょう。コンパクトな家具を使うことで、壁や床が広く見えるので部屋全体に余白が生まれます。そうすると圧迫感が抑えられて、狭い部屋でも開放的に見せることができます。
また、すっきりとしたおしゃれなインテリアにも近づけるでしょう。空間に余白があると厳選して選んだお気に入りの物も、その良さが一層際立つはずです。そのため、壁や床が広く見えるように家具のサイズやレイアウトを工夫するのがポイントです。
【4】色の数を減らす

視界に入る色の数が多いほど、ごちゃごちゃして見えてしまいます。そのため、ミニマリストのインテリアでは色の数を減らすこともポイントです。カラーコーディネートはホワイトやアイボリー、ベージュなどのやさしい色で部屋全体をまとめることが多いですね。
これらは明るい色なので、部屋を開放的に見せてくれるメリットもあります。また、どんな色とも相性がいいため、挿し色で好みの色をプラスしたり、木製家具とあわせたりしたい時にも馴染みやすいでしょう。
【5】ファブリックは柄物より無地を

ベッドリネンやラグ、カーテンなどのファブリックアイテムを選ぶ時は、無地の物がおすすめ。シンプルなのでミニマリストのインテリアにぴったりです。
クッションカバーなど小さいアイテムに柄物を使って、空間のアクセントにするのもいいでしょう。部屋全体をシンプルにまとめておけば、お気に入りのデザインをプラスしても心地よい空間になるはずです。
ミニマリストのインテリアに適した家具のポイント
ミニマリストは、自分にとって必要な物を吟味してインテリアを作ります。そのため、家具選びはとても重要です。どんなポイントに気をつけて選べばミニマリストなインテリアにも馴染むのか紹介していきましょう。
北欧風などシンプルなデザインがおすすめ

ミニマリストはシンプルですっきりとしたインテリアを目指すため、家具のデザインにも注目しましょう。
北欧家具のようなシンプルながらおしゃれなデザインの物なら、ミニマリストインテリアに取り入れやすいです。余計な装飾がなく、色や素材を統一したシンプルな見た目だと、すっきりした印象になるでしょう。
コンパクトな家具で圧迫感を軽減

コンパクトな家具を選ぶこともミニマリストのインテリアでは大切です。空間に余白を持たせてすっきりとしたお部屋を目指しましょう。
高さがなるべく低いタイプを選ぶと、圧迫感を軽減できます。スリムな物や折りたたみできる物などコンパクトな家具であれば、一人暮らしの狭いワンルームでもすっきりとした空間にすることができるでしょう。
汎用性の高い家具を取り入れる

できる限り家具を減らせるように、汎用性の高いアイテムを取り入れるのもおすすめです。1台2役になるような機能性の高い家具を使えば、全体の家具の数を減らすことができます。
例えばソファやベッドに収納がついていれば、ラックやチェストなどの収納家具が不要になりますね。ソファベッドであれば、1台で眠ることもくつろぐこともできます。このような使い道の多い家具を選ぶのもおすすめです。
物を隠せる収納家具ですっきり見せる

ミニマリストのすっきりしたインテリアでは、細々した物を見せないようにすることも大切です。そのため、収納家具を取り入れる場合は、物をすっきり隠せるタイプがおすすめ。扉付きや引き出しの収納家具なら、生活感の出やすい物も隠して収納できるので、物を少なく見せられるでしょう。
ミニマリストインテリアにぴったり!エア・リゾームおすすめアイテム10選
それではここで、エア・リゾームおすすめのミニマリストインテリアにぴったりなアイテムを紹介します。シンプルなデザインを中心に、1台で2役こなせるものなど機能性も高いアイテムをピックアップしました。
【1】収納したい物やスペースにあわせて組み合わせられるCUBEBOX

CUBEBOX(キューブボックス)は正方形のシンプルな収納棚。オープンタイプ・棚付きタイプ・扉付きタイプの3種があり、1個ずつ購入できるので収納したい物にあわせて組み合わせられます。
上下に並べて設置スペースにあった収納棚を作れるのがメリット。上下はダボを差し込むだけで簡単に連結できます。扉付きを選べば生活感のある物を収納した場合もお部屋をすっきり見せられます。
【2】扉と引き出しで隠す収納ができるデザインキャビネット Allen

Allen(アレン)は扉と引き出しで収納物をすっきり隠せるキャビネット。本や文房具、日用品、コスメなど生活に必要な物をまとめて収納しておくことができます。中は棚板で仕切ることができ、高さ調整も可能です。
また、コード穴が設けられているので、Wi-Fiのルーターなどを収納するのにもぴったり。配線がごちゃつきやすい電子機器もすっきり片付きます。ハイタイプのテレビ台としても使えますよ。
【3】収納家具の代わりにもなる収納付きカウチソファ Franca

Franca(フランカ)はカウチタイプのソファで、座面下が大きな収納スペースになっているのが特徴。かさばりやすいシーズンオフの布団などもしまっておくことができ、収納家具を置かずに済むので、ミニマリストのすっきりとしたインテリアに近づけます。
Francaは肘掛けのないソファのため、圧迫感が少ないデザインであるのもメリット。オットマンを移動させていろいろなレイアウトができるので、来客の際も役立ちます。
【4】1台で3役をこなす収納庫付シンプルデザインソファベッド 3P

こちらは1台で3役をこなすソファベッド。背もたれを倒すとソファからベッドに変身し、一人暮らしのような狭いスペースでもベッドとソファの両方を置くことができます。
また、座面下は収納スペースになっているのでかさばるアイテムもすっきり。これ1台でソファ・ベッド・収納家具の3つの役割を持つため、家具の量を減らすことができます。
【5】高さ調節できてベッド下にたっぷり収納できる木製ミドルベッド Labyril

3段階に高さ調節ができて、ベッド下にたっぷり収納できる木製ベッドのLabyril(ラビリル)です。一般的なベッドよりも高さがあるので、その分ベッド下にたくさんの物を収納できるのがメリット。
ハイベッドほど圧迫感がないため部屋が狭く感じにくく、ベッド下のスペースを有効活用できます。収納ケースや先ほどご紹介したCUBE BOXのようなコンパクト家具を使って、物が見えないように片付けるのがポイントです。
【6】ベッド下の引き出しですっきり片付くベッドフレーム RUES

ベッドフレームRUES(ルース)は、大きな2杯の引き出しが備わったタイプ。中身が見えない引き出しなので、細々した物もすっきり片付けられます。
引き出しと反対側のスペースにもシーズンオフのアイテムなどを収納することができるため、収納家具を置きたくないミニマリストにもぴったり。シンプルなホワイトのデザインもインテリアをすっきり見せてくれるでしょう。
【7】シンプルデザインでいろいろな使い方ができるコの字型デスク Visage Neo

Visage Neo(ヴィサージュネオ)は、コの字型の木目調デスク。一切の装飾がないシンプルデザインは、ミニマリストのインテリアにも使いやすいでしょう。
また、用途を絞らないのも魅力。ワークデスクとしてはもちろん、ダイニングテーブルやキッチンのカウンター代わりなどいろいろな使い方ができます。圧迫感のないデザインで狭い部屋にも置きやすいです。
【8】普段は天板を片付けてすっきりさせられる伸縮式キャビネットデスク Waldi

収納キャビネットとデスクの2役をこなすWaldi(ヴァルディ)。天板が伸縮できて、使い方や設置スペースにあわせて調節することができます。部屋のコーナーにも設置できるので、狭い一人暮らしの部屋にも使いやすいでしょう。
また、普段はキャビネットとして使い、PC作業時だけ天板を伸ばしてデスクにする使い方もおすすめ。作業時以外はデスクを片付けられるので、すっきりしたお部屋にすることができます。
【9】畳める天板でシーンにあわせて使い分けられるダイニングテーブル RETTA

RETTA(レッタ)は天板を折りたためてシーンにあわせて使い分けられるバタフライ式のダイニングテーブルです。普段は天板を畳んでコンパクトに、来客がある時は広げて3~4人用のテーブルとして使えます。
また、広げてPCデスクとして使うのもおすすめです。拡張時は天板を持ち上げて脚をスライドさせるだけなので、サッと広げられるのも使いやすいポイントです。
【10】収納とテーブルの2役をこなすバタフライ式テーブルラック TABLES

収納ラックとテーブルが1つになったTABLES(タブレス)。普段は収納棚としてコンパクトに設置でき、食事や作業時は天板を広げてテーブルとして使うことができます。
天板を畳んでいる時は、ラックの下部を天板が目隠ししてくれるので見た目がすっきりするのも魅力。背の高い収納ラックですが、軽快なデザインなので圧迫感も少ないです。
シンプルで機能的な家具を使ってミニマリストのインテリアを作ろう
今回は、ミニマリストのインテリアにするメリットや作り方のコツ、おすすめ商品をご紹介しました。本当に必要な物を吟味し、自分にとって快適な空間にするのがミニマリストのインテリアです。
必ずしも家具を最小限に抑える必要はなく、シンプルながらも自分の暮らしが豊かになることが大切です。
そんなお部屋を作る時は、1台で2役をこなしたり、シンプルで圧迫感の少ないデザインだったりする家具を選ぶのがおすすめです。エア・リゾームにはそんなミニマリストの暮らしに取り入れやすい家具がたくさん揃っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。